warning
error
success
information
春の味覚として知られているフキノトウは天ぷらなどにして食べるととてもおいしいですよね。
今回はフキノトウ旬の時期や採り方、食べ方についてまとめました。フキノトウを自分で採取してみたい方もぜひご参照ください。
フキはキク科フキ属の植物で、花茎(かへい)のことをフキノトウと呼びます。フキノトウは古来から食用されている山菜で、独特な香りや苦みを楽しむことができる食材とて知られています。
独特の苦みを楽しむことができ、春の味覚として有名です。フキの花期は3月から5月です。
水フキ、山フキなど種類が複数あります。
天然のフキノトウが取れる時期は2月から3月で、雪解けが遅い寒い地域の場合は4月から5に採れます。
ハウス栽培であれば年末からスーパーなどに出回ることもあり、天然のものよりも出回り期間が長いのが特徴です。
フキノトウの取り方は、ツボミの膨らんだ部分を手で持って上にひねるようにしながら取りましょう。採取時の注意点としては、地下茎を触らないことです。フキノトウの地下茎は毒があるため素手で触らないことをおすすめします。心配な場合は軍手を着用してください。根元を残して膨らんだ部分のみを採るとよいでしょう。
うまく手で取れない場合は、ハサミやカッターを使用してツボミ部分を取ります。
ツボミが開きかけているフキノトウが食べ頃です。ツボミが完全に開き切ったものは苦みが強く食べにくいため、おすすめはしません。
初めての方はなるべくツボミが開きかけの状態がよいでしょう。
フキノトウは湿気のある場所を好みます。河原や田んぼのあぜ道、河原の土手などに自生することがあるので、探してみましょう。また山間部にあるやや暗い場所に自生をすることもあります。
また風がおだやかな服場所も好むため、該当する場所を探すとフキノトウが見つかるかもしれません。
フキノトウは群生しやすいので、1つ見つけると他にもたくさんあることがあります。見つけたらその周辺を探してみてください。
ただし、私有地でのフキノトウ採取は違法になるため気をつけてください。空き地だと思っていても所有者がいることがほとんどなので、必ず確認を取りましょう。
フキノトウは、お浸し、天ぷら、お吸いもの、みそ汁、炒め物、サラダに入れるなどをして食べられます。パスタにたけのこと一緒に入れて春パスタとして楽しむのもよいでしょう。
ただし、フキノトウはアクが強いため下ごしらえすることをおすすめします。
フキノトウを水洗いしたあとに、沸騰したお湯で5分ほど茹でてから冷水にさらしてください。冷水にさらすとフキノトウの美しい色を保つことができます。すぐに冷水にさらさないとふきのとうが変色して見栄えが悪くなるため、お湯から出したらすぐに水に浸してください。
独特な苦みがあるフキノトウをぜひ楽しんでみませんか。独特の苦みが不安な方はしっかりと下処理をしましょう。ツボミの開き具合で苦みの調整ができるため、自分の好みのものを採取することをおすすめします。
またフキノトウの花はクリーム色で見た目も美しいです。生長したフキノトウの花も観察してみませんか。
GreenSnap編集部