クリスマスは一年で一番リースを作るのが楽しい季節ですね。じつはリースを作るのは結構簡単で、お庭で剪定した木材や100均・ホームセンターで手に入る材料でつくれちゃいます。生の植物でつくるリースはドライになっていく風合いも楽しめますよ。
今回はクリスマスリースの作り方をご紹介します。
クリスマスリースの作るのに用意する材料
- スギやコニファー3本程度(今回はひむろ杉、コニファー)
- 100均のリースベース(今回は15cmのものを用意)
- リースワイヤー
- 木の実と野ばらの実(100均の造花でもOK)
- グルーガン
スギやコニファーは園芸店や手芸店などでも手に入りますが、剪定している庭木のコニファーでも作ることができます。手に入れやすいところで用意しましょう。ドライになると縮むので少し多めに用意するといいですね。
クリスマスリースの作り方!簡単に手作りする方法
- リースの材料を小分けにカットします。
まずは、葉っぱのついている部分を5~8センチ程度に、カットしていきます。切り口が見えるものも、重ねると見えないので全部使えますよ。形を気にせずカットしましょう。
- リース枠にワイヤーを巻きます。
次に、10cmほどリースワイヤーを伸ばしてから、リース枠に巻きます。伸ばした部分は後でリースフックになりますよ。編むときは危ないので、少し内側に曲げておくといいでしょう。
- 束をつくり、リース枠にスギを巻いていきます。
カットしたスギとコニファーを5本くらい束にしてリースワイヤーで枠に巻きつけます。外れないように2周ほど巻くと固定されますよ。
- 枝の切り口を下に、スギを重ねていく
束を作るときは、枝の切り口がみえるものや形のよくないものを下に、形の綺麗な葉を上に重ねるとボリュームがでて綺麗なリースになります。
- スギの束をリース枠に巻きつけて一周します。
さらにグリーンの束をつくり、巻き付けたスギとコニファーの根元を隠すようにリース枠の上にずらしながら重ねて、ワイヤーで2周巻きつけながら一周します。
リース枠に対して、内側、外側を意識して交互に重ねると、こんもりとしたリースになりますよ。
ひとまわりしたら、最初の束の下に束の根元が隠れるようにワイヤーで巻きつけます。壁掛けにしたい場合は、残しておいたワイヤーと編みおえたワイヤーをねじってからフックをつくっておくといいです。
- お好みで飾り付けします。
これは、ひとまわり大きくリースを作って、100均で揃う木の実と野ばらの実をグルーガンで接着してみました。
自由な雰囲気に接着するのが素敵ですが、配置に困ったら、三角形か五角形を意識して接着するとまとまりやすので困ったら、試してみてくださいね。
ちなみに、スギとコニファーを巻きつける方向は、リースに対して右回りでも左回りでもOKです。おおぶりのものや動きをだしていくものは、左回りの方が巻きやすいです。
葉っぱの重ね方も、長いものを外、短いものを内側にすると動きのある仕上がりになります。
好みの形をめざして、挑戦してみてくださいね。
100均で簡単に作れる!ミニサイズのクリスマスリースの作り方
ミニサイズクリスマスリースの材料は?
- アルミワイヤー
- まつぼっくり
- 葉っぱ (今回は料理用の月桂樹を使用)
- フェイクのベリー
- 麻紐
これらすべて100均の手芸コーナーや造花コーナーで手に入ります。11月くらいから100均もクリスマス用の花材が並び出すので、お好みでチョイスしてください。
ミニサイズのリースなので、花材はどれもひとつずつで十分です。
ミニサイズクリスマスリースの作り方
- リースの土台部分を作ります
アルミワイヤーで適当に小さな輪をつくり、麻紐でまきます。ワイヤーが見えないように隙間をつめて巻いていきましょう。
- 飾りつけのパーツをつくります。
小さな葉が手に入らないときは、葉を好みの形にカットして成型します。
- まつぼっくりにひと工夫。
まつぼっくりも、マツカサの下をとると小さくリサイズできますよ。
まつぼっくりの接着が不安な場合は、まつかさの下の部分にワイヤーをひっかけてパーツを作ります。これをリースに巻きつけるとしっかりとした仕上がりになりますよ。
- パーツを接着します。
麻紐でつくったリース枠に飾りつけパーツをグルーガンで接着します。
今回はワンポイントに洋書ペーパーをちぎって貼りました。レースやピーズ・パールなど好きものを貼ってもいいですよね!
- 微調整して完成!
飾り付けを微調整してつけたら完成です。並べて飾ったり、ぶら下げたり、ラッピングに使ったり・・・いろいろ使えそうなクリスマスリースが完成しました!
クリスマスリースの作り方のアイデアに!素敵な作品集
クリスマスリースをキャンドルリースにするのもあり!
リースの楽しみ方も壁にかけるだけでなく、キャンドルリースにするのもいいですよね。クリスマスリースとキャンドルの相性は最高です。リースの中にグラスをいれ、LEDの灯りを灯してみました。ロマンチックなキャンドルナイトを演出してくれます。
リボンが可愛いクリスマスリース
ベロア素材の赤リボンが冬っぽくて可愛い!リース自体が緑色ベースなので、大人っぽく、落ち着いた感じに仕上がっています。
赤リボンに鈴をつけるのも、クリスマスリースでよく見る定番のデザインですね。さきほどのリースよりも明るい色が多いので、全体的にカジュアルにまとまっています。
ほんのり白く装飾されたリースが雪化粧をしていてとてもきれい!シャンパンゴールドカラーのリボンが、全体を大人っぽくまとめてくれています。
オーナメントで盛り上げるクリスマスリース
「Merry Christmas」と書かれたオーナメントと、雪の結晶のオーナメントが飾られていることで、一目でクリスマスリースとわかりますね。存在感を放っているドライフラワーは、クリスマスを代表するお花・ポインセチアかな?
ミニサイズのリースだって、十分クリスマスの雰囲気を出すことができます。このリース、雪だるまのサンタさんとクマさんがちょこんと座っていてとっても可愛いですよね!
アイディア光る個性派クリスマスリース
片側にだけもりもりと装飾を施したデザインがおしゃれです。まるで売り物みたいですが、これ、100均アイテムだけで作ったのだそうですよ。クオリティが高い!
クリスマスケーキのような色をした、こちらの個性派リース。実は、種にんにくをベースにつくられているんです!発想がユニークすぎますね(笑)。ドラキュラ避けにもなるのだとか。
「緑のリースに赤いリボン」というものが一般的なイメージですが、こちらは色が逆になっています。真っ赤なバラの実のリースは、シンプルなつくりでありながらも華やかで、可愛いですね!
クリスマスリースの作り方は簡単!いろんなリースをつくってみよう♪
家にあるものや100円ショップのものでも簡単にリースが作れます。
応用すると、特別なリースもつくれますし、使い方を工夫するとクリスマス以外でも活躍できそうです。
簡単なのでぜひ作ってみてくださいね。
この記事を書いた人
hana (a piece of dream*)
小さな暮らしに溶け込むGreenとHandmadeをあわせた雑貨や、野の花を使った雑貨を制作・提案しています。ちょこっとDIYも。
a piece of dream*ブログ