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花壇や鉢にアネモネを寄せ植えするときは、相性のいい草花と組み合わせたり、ちょっとしたコツをふまえてつくるとステキな仕上がりになりますよ。
この記事ではアネモネの寄せ植えの作り方や相性のいい花、おしゃれにするコツをご紹介していきます。
アネモネの寄せ植えをつくるときは、球根から植えるなら10〜11月、開花苗を植えるなら出回りはじめる春の時期に植えるといいですよ。
球根から育てる場合は、こちらの記事を参考にして育ててみてくださいね。
アネモネを寄せ植えするときに組み合わせる花は、次のような特徴があるものがおすすめです。
アネモネは品種にもよりますが、花茎をひょっこりと伸ばして花茎に1輪だけ花を咲かせます。そのため、株下を草丈の低い花たちでカバーすると土が隠れてバランスがよくなります。
ただしアネモネは株下に葉が茂りやすいので、10〜15cmほど離した場所に植えるといいです。近すぎるとアネモネの葉に埋もれてしまうので要注意!
草丈が低い花だけ合わせると、アネモネがひょっこりと飛び出て全体的にバランスが悪く、どこか不恰好な寄せ植えになってしまいます。こういったときはアネモネと草丈が同じくらいか少し高い花やカラーリーフを組み合わせると、寄せ植え全体のフォルムがおしゃれに決まります。
アネモネの開花時期は3〜5月ごろなので、一緒に植えるのであれば同じ開花時期の花を選びましょう。開花のタイミングだけではなく、咲き終わりもだいたい同じ時期のものを選ぶと、後片付けも簡単にできます。
アネモネの株下を彩る草丈が低い草花から、より相性のいい種類をいくつかご紹介します。
パンジー・ビオラは秋から初夏ごろまで咲き、そのかわいらしさと育てやすさからも人気の一年草です。ビオラのほうが花のサイズが小さめなので、よりアネモネが際立ちますよ。色味が豊富なので、アネモネのカラーバランスを考えて植えるといいです。
プリムラ・ジュリアンも冬から初夏ごろまで咲く、開花時期が長い一年草です。黒以外すべての色があると言われるほと花色が豊富なので、アネモネの色と合わせてチョイスするといいですよ。
イベリスは小さな花を密集させて咲かせる、引き立て役にもってこいの草花です。品種によって一年草と多年草があります。花色は白がメジャーですが、紫やピンクの色もあるので、赤いアネモネとの組み合わせにおすすめです。
スイートアリッサムはとくに草丈が低く、地面をはうように横に広がって咲いていくのが特徴の一年草です。寒さに強く、花からはほんのりと甘い香りも楽しめます。アネモネの寄せ植えでは主役をひきたてる名脇役としておすすめです。
アネモネの寄せ植えで全体のバランスを整えるような草丈の高い草花をいくつかご紹介します。
エリカは品種によってはアネモネと同じ開花時期なので寄せ植えにおすすめです。コニファーのように尖った針葉をつけてそのすきまに花をたくさんつけます。
エレモフィラは白い繊毛に覆われているのが特徴で、ホワイトツリーという別名もあります。アネモネと同じ時期に紫の花を咲かせるので、シルバーリーフとしてだけでなく、寄せ植えの彩りにもぴったりです。
ストックは縦につらなるように花を咲かせる、ボリューミーな花です。アネモネと寄せ植えすると脇役というよりはダブル主役のような位置付けになる存在感なので、色味も合わせておくといいですよ。
コクリュウは剣状の葉がスタイリッシュで、おしゃれな寄せ植えにはよくアクセントとして使われています。縦のラインを生みつつ、枝垂れるように伸びるので、寄せ植え全体にまとまりを出してくれます。
このアネモネの寄せ植えは、アネモネの足元を小輪の花やカラーリーフが覆っていて、全体がこんもりとして美しいですね。草丈の高いエレモフィラが、ひょっこり飛び出たアネモネとうまくバランスをとってくれている好例です。
実際に組み合わせた花
こちらの寄せ植えは白で統一されて清廉なイメージのあるおしゃれな寄せ植えですね。花央がダークなものが多いアネモネの中では珍しく花央もグリーンなので、全体の色数が少なくてまとまりがでます。
実際に組み合わせた花
ピンクのアネモネが春らしい、華やかな寄せ植えですね。草丈が奥に行くにつれて高くなっていて、どの草花も美しく見えるのがおしゃれテクニックです。全体のバランスが円錐形、もしくは三角のイメージになると美しくおしゃれに見えます。
実際に組み合わせた花
アネモネといえばダークカラーの花央がシックな感じがおしゃれな、春に咲く花ですよね。
春の寄せ植えには定番にもなっている花ですが、開花期間も長く、花色や咲き姿も豊富なので、いろんな寄せ植えをつくって楽しんでください♪
GreenSnap編集部