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人気の観葉植物サンスベリア。今回はそのなかでもサンスベリア・スタッキーについて解説していきます。
育てる上での土選び、どこで栽培するか、水やり、増やし方などについてまとめました。これからサンスベリア・スタッキーを育てたい方はぜひご参照ください。
サンスベリア・スタッキーは、まっすぐに伸びた葉が特徴的な観葉植物・多肉植物です。ぱっと見ただけでは葉のように見えない不思議な見た目で、上に伸びることから省スペースで飾れる観葉植物としても人気です。
マイナスイオンを出すことで有名で、サンスベリア・スタッキーはよく流通しているサンスベリア・ローレンティー(トラノオ)の3倍のマイナスイオンを放出すると言われています。
他にも空気清浄効果もあり、室内のグリーンインテリアとしても大人気の植物です。
サンスベリアの置き場所は、日当たりのいい場所が基本です。よく日差しを浴びたサンスベリア・スタッキーは美しい色合いになります。
春・秋・冬は窓辺に置いてなるべく日に当てましょう。真夏は直射日光に当ててしまうと葉焼けを起こすことがあるので、窓辺のレースカーテン越しがよいでしょう。
耐寒性は5度ほどなので、冬は日が沈んだら室内の暖かい場所へ移動させてやるといいです。
サンスベリア・スタッキーの耐寒性を上げるためにも、水やりは季節によって頻度を変えてください。
鉢土が乾燥しきってから水やりをしてください。乾燥を好む植物なので表土が乾いたからといって水やりをすると根腐れする危険性があります。水分計などを使って、中の土の乾燥具合をチェックできるようにしておくといいです。
秋から冬にかけて気温が下がると、サンスベリア・スタッキーは休眠期に入ります。活動を休止している時期なので、水やり頻度はかなり控えめにするか断水しましょう。この時期に水やり頻度を落とすことで、耐寒性が増します。丈夫に育てたい場合は、寒い時期にあえて水やりを控えてるとよいでしょう。
11月下旬から水やり頻度を落としていきます。1月から2月は、とくに寒い時期でサンスベリア・スタッキーがほぼ活動しなくなります。断水しても問題ありません。
春になって生育期に入ったからといって、いきなり水やり頻度を上げるのは禁物です。3月下旬ごろの気温が上がり出した時期からだんだんペースを上げていきましょう。
サンスベリアは春から秋にかけて、2月に1回程度、緩効性化成肥料を与えてください。肥料を与えるとよく成長します。
サンスベリア・スタッキーは、市販のサンスベリア用の培養土がおすすめです。観葉植物用培養土でも使えますが、サンスベリア・スタッキーは他の観葉植物よりも乾燥を好むので、より水はけをよくするために小粒の軽石などを混ぜてあげるといいでしょう。多肉植物やサボテンの培養土も使えます。
サンスベリア・スタッキーの植え替えは4月〜5月、もしくは9月に行ってください。20度前後のおだやかな気温の日に植え付けをするとよいでしょう。
サンスベリア・スタッキーは根がどんどん成長していきます。2年に1回ほどの頻度で、ひとまわり大きな鉢に植え替えてください。
サンスベリア・スタッキーは、株分けで増やすことができます。植え替えと同時に作業すると株への負担も少ないです。
サンスベリア・スタッキーを鉢から出すと、地下茎が横に伸びてそこから葉が生え上がるように伸びています。葉が生え上がる場所が数カ所あれば、地下茎を清潔なナイフで切断して別の鉢に植えることで株分けで増やすことができます。
サンスベリア・スタッキーは、ハダニ、コナジラミ、アブラムシ、カイガラムシがつくことがあるので、気を付けましょう。こまめに小さな虫がついていないかチェックしてください。
また、うどんこ病、立枯病になる可能性があります。病気の症状がでた場所は、すぐに取り除くことをおすすめします。
サンスベリア・スタッキーはマイナスイオンを放出し、空気清浄効果もあるため、室内に飾るのにおすすめです。すらっとした印象のある葉で、とても綺麗ですよ。ぜひお迎えしてみてくださいね。
GreenSnap編集部