warning
error
success
information
コスモスはメキシコが原産の一年草です。日本では街道や公園に植えられることが多いので、秋を彩る花として定着していますね。倒れやすいなどの欠点があるため、最近では草丈が低く早咲きに品種改良された園芸品種のコスモスが主流となっています。
今回はそんな馴染み深いコスモスの種類をご紹介します。
コスモスといえば秋に白やピンクなどの淡く優しい色を咲かせるイメージですが、実は様々な種類があります。花の咲く時期も品種によって異なり、花の形も、一重咲き、八重咲き、アネモネ咲き、ストロー咲きなど多くの種類があります。
コスモスの中で最もポピュラーな種類です。花径が約8cmの大輪で、根張りがよく丈夫で使いやすいので公園や街道などに植えられる景観植物として代表的な品種です。
花の色は、白、ピンク、赤のミックスです。種まきから約70日で開花する早咲きで、次々と枝分かれして秋遅くまで咲き続けます。
白地にピンクの縁取りが入ったり、濃いピンクの花弁に白の絞りが入るのが特徴の品種です。ツートーンカラーが目を惹きます。
濃いピンク色、桃色、白色をしたコスモスです。花の大きさが10cmを超える個体もあり、大輪系のコスモスの代表です。
花芯の周りに小さな花弁が囲む八重咲きの品種です。上品なワイン色が特徴です。
花びらが筒状に巻くことが特徴の品種です。風車を思わせる珍しい花が咲きます。花の色は、白、ピンク、赤のミックスです。
珍しい八重咲きのコスモスです。花びらは筒状で、半八重または八重咲きの豪華な花が咲きます。
ピンク色しかなかったコスモスから、初めて開発された黄色のコスモスです。改良品種に「イエロー キャンパス」があります。
コスモスと同じく熱帯アメリカ原産の植物で、暑さに強く黄色やオレンジ色の花を咲かせることが特徴です。
その名の通り、花からほのかにチョコレートの香りがするコスモスです。チョコレートのような深いブラウンの花色が特徴です。
鉢植えでも楽しめる草丈の低いコンパクトなサイズが特徴の品種です。草丈が低いので、倒れにくいメリットがあります。
秋~冬咲きのものがウィンターコスモスと呼ばれて流通します。かなり寒くなってからでも花つきが衰えにくく、黄色い可愛い花を咲かせます。
日本では秋に桜のように群生して咲くことから「秋桜(あきざくら)」と呼ばれていたコスモスですが、品種改良のおかげで種類が増え、一年を通して花を見ることができるようになりました。
コスモスは景観植物として様々な場所で目にすることの多い植物なので、ぜひ色々な種類を覚えて楽しんでみてくださいね。
GreenSnap編集部