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マメのインゲンはサヤごと食べることができ、栄養価が高そうな印象がありますが、どのような効果・効能があるのでしょうか。このページではインゲンの栄養について解説しています。
保存方法についてもまとめてるので、これから料理でインゲンを使う方はぜひご参照ください。
インゲンマメはマメ亜科の植物です。サンドマメ、サイトウという別名があります。
7月から8月が花期で、マメの仲間ならではのふっくらした白やピンクの花を咲かせます。煮物や炒めもので有名ですが、生のインゲンや加熱が不十分なインゲンを食べると、中毒症状が起こります。嘔吐や下痢を引き起こすため、十分に加熱をしてください。
インゲンは、食物繊維、ビタミンK、タンパク質、ビタミンB群、カリウムを含みます。低脂肪で高タンパクとして知られ、世界的にもタンパク源として栽培されています。
インゲンは100gあたり23kcalです。
ビタミンB群が不足すると疲労の原因となります。疲労回復には欠かせない成分で、夏バテ予防にもよいでしょう。
ビタミンKは骨の形成を促進する働きがあるため、丈夫な骨作りにも役立ちます。また、ビタミンKは出血したときに血液をかためて止血する働きもあります。ビタミンKが不足していると、長時間出血するおそれもあるため積極的に摂取しましょう。
タンパク質は健康な体作りには欠かせません。筋肉や髪の毛、肌、臓器を作るためにはタンパク質が必要です。筋トレをしている方にも欠かせないのがこのタンパク質で、運動をしている方にもおすすめです。
インゲンには食物繊維が豊富で、善玉菌を増やし腸内環境を改善します。便秘になりがちな方によく、便通改善に役立つでしょう。
カリウムは体内の余分な塩分を排出する役割があります。塩分が多い食事をしていて血圧が気になる方にインゲンはおすすめです。
インゲンの旬は6月から9月です。
おいしいインゲンの選び方はまず色を見てください。緑色が鮮やかで明るいものがよいでしょう。ツヤツヤとしていてみずみずしいものも新鮮なインゲンといえます。
太いインゲンはその分食べ応えがありそうに感じますが、太すぎるものはおすすめしません。育ちすぎていて食べ頃を過ぎている可能性があるからです。
インゲンは冷蔵庫で保存ができます。最初に水洗いをして、水分をしっかりと切ってください。水分が残っているとそこから傷むことがあるため、十分にふき取ります。乾燥しないようにラップで包み、さらに密閉できる袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保管しましょう。
インゲンはあまり日持ちがしないので、数日中には食べきってください。
インゲンは冷凍保存もできます。使う時に便利なように、インゲンを下処理のために茹でて冷ましてください。そのあとしっかりと水気を切って保存袋に入れて冷凍庫に保存をします。
インゲンは煮ると柔らかくなり、肉じゃがとの相性もいいですよね。パスタの具材としてオリーブオイルで炒めてもおいしいですよ。食べ方はたくさんあるので、好みの食べ方を見つけて栄養をしっかり摂りましょう。
GreenSnap編集部