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レモンの栄養|効果・効能や旬の時期、選び方や保存方法は?

酸っぱい果実の代表であるレモンはビタミンCが豊富に含まれていることは有名ですが、ほかにはどんな栄養があるのでしょうか。ここではレモンの栄養や効果効能について記載しています。

おいしいレモンの選び方や保存方法が気になる方もぜひご参照ください。

レモンはどんな果実?

レモンはミカン科ミカン属の植物で、柑橘の一種です。柑橘類のなかでもとくに酸味が強く、すっぱい果物の代表格です。ヒマラヤ東部を原産とする植物で、樹高は3mで枝にはトゲがあります。

レモンの花はミカンの花のように白く5枚花弁でよい香りがするのがします。果実は緑色で熟すと徐々に色が黄色に変化していきます。

レモンの実は、絞って果汁を料理などに利用したり、レモネードなどにもできます。余ってしまったレモンの実を塩レモンにして長期保存しても良いでしょう。また、レモンピールを砂糖で煮付けて洋菓子などに用いることもできます。

ほかにもレモンを利用した洗浄剤などもあります。レモンの葉は調味剤として使われることも。このように活用方法が多いので収穫したレモンを最大限に利用してみるようにしてください。

また、レモンの収穫時期を早めにすると、まだ完全に熟していない青切りレモンが収穫できます。青切りレモンは香りがより芳香です。サラダなどに使う場合には最適でしょう。

レモンの栄養・成分

栄養

レモンには、ビタミンC、クエン酸、カリウム、食物繊維、葉酸が含まれています。ビタミンCとクエン酸の量が多いのが特徴で、よくビタミンCの量を「レモン〇個分」と表現することがあります。

カロリー

レモン100gあたりのカロリーは54kcalです。

成分表

水分
85.3g
タンパク質
0.9g
脂質
0.7g
炭水化物
12.5g
飽和脂肪酸
0.05g
不飽和脂肪酸
0.13g
コレステロール
0
食物繊維
4.9g

レモンの効果・効能

美肌効果

ビタミンCは皮膚のコラーゲン合成に必須な成分です。美肌作りの基礎となる成分で、スキンケア製品にも配合されることがあります。

抗酸化作用

ビタミンCには抗酸化作用があり、体内の活性酸素の働きを抑制します。生活習慣病予防にも繋がり、細胞を若々しくすることも期待できます。

疲労回復

レモンの酸味の由来となるのがクエン酸です。こちらは疲労感を軽減する効果があることで有名で、運動後に摂るとよいとされています。

高血圧予防

カリウムは体内の余分な水分を体外に排出する作用があります。塩分を摂りすぎている方にもおすすめで、高血圧予防にもつながります。

貧血予防・胎児の発育によい

レモンのなかには葉酸が含まれていますが、こちらは赤血球を作るのに必要な成分です。貧血予防にもなります。またお腹のなかの赤ちゃんの健全な発育にも必要不可欠な成分で妊婦や妊娠を希望する女性におすすめな成分です。

お通じ改善

食物繊維はお腹のなかの善玉菌を増やして、腸内環境を改善します。お通じにお悩みのある方にはよいでしょう。さらには、糖質の吸収をおさえる働きもあることから、ダイエット効果も期待できます。

レモンの旬の時期や選び方

レモンの旬は10月から11月ですが、ほぼ通年出回ります。輸入品も多いため、いつでも購入が可能です。

おいしいレモンの選び方は、果実の色を見てみましょう。黄色が鮮やかで色むらがないものを選びましょう。緑色が残っているものは未熟な果実なので、選ばないようにして、収穫も待ってください。

表面を軽く押さえてみて、弾力があるものをおすすめします。また同じ大きさで迷った場合は、持ってみて重みのある方が中身がつまっています。

レモンピールを食用利用したい場合は、国産のレモンを選ぶのがおすすめです。外国産のレモンは、防カビ剤を使っている可能性があります。

レモンの保存方法

レモンは冷蔵庫での保存をおすすめします。丸ごとそのまま保存する場合は乾燥に注意をして密閉できるビニール袋に入れます。この方法だと1週間ほど保存ができます。

カットしたレモンの場合は、切り口部分にラップをはってなるべく空気に触れないように包み、冷蔵庫に入れてください。数日中に食べるようにしましょう。

レモンは冷凍保存もできます。使いやすいようにカットをして、よくラップで包んでから冷凍庫に入れてください。

なお、レモンを使い切らない場合はすぐに処分せずに、掃除に使ってみてください。クエン酸を含むため、アルカリ性汚れを中和して汚れを落としてくれます。

レモンはビタミンや栄養が多く含まれている果実

レモンにはビタミンが豊富に含まれています。食べると唾液がでるほどの酸味ですが、唐揚げにかけるなど味付けとしての使い方もあります。ぜひレモンを料理に取り入れて、ビタミンを摂取しましょう。

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