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ネバネバする葉を持つモロヘイヤはとても体によく、古くから親しまれてきました。そんなモロヘイヤにはどんな栄養があるのでしょうか。このページではモロヘイヤの栄養や効果効能について記載しています。
また、モロヘイヤの保存方法や食べ頃のモロヘイヤの選び方もまとめました。これからモロヘイヤを食べたい方はぜひご参照ください。
モロヘイヤはアオイ科ツナソ属の植物で、葉は食用に利用されています。別名は、シマツナソ、ジュート、タイワンツナソです。栄養価が高く「野菜の王様」という異名があります。
モロヘイヤの葉には粘り気があり、独特の食感があるのが特徴です。
モロヘイヤには、食物繊維、ビタミンB群、ビタミンA、C、E、カリウム、鉄分、葉酸が含まれます。
モロヘイヤは100gあたりは41kcalです。
ビタミンB群は、エネルギー生成をサポートする役割があります。疲労回復にもよく、糖をエネルギーに変えてくれます。運動をしている方にもモロヘイヤはよいでしょう。
ビタミンA、C、Eは抗酸化作用が強く、活性酸素から体を守るという働きがあります。若返り効果が期待できます。また、免疫力アップや風邪予防など体に嬉しい効果があるかもしれません。
カリウムは余分な水分を体外に排出する役割があります。むくみやすい方には、モロヘイヤがおすすめです。
葉酸は赤血球の生成を助ける働きがあります。また妊婦にも葉酸はよく、必要不可欠な成分と言われています。貧血がちな方、妊娠を希望する女性にはとくにモロヘイヤがおすすめです。
モロヘイヤの旬は7月から8月です。
まずモロヘイヤの葉を見て、緑色が濃く、葉先がしっかりとハリのあるものを選びましょう。さらに、モロヘイヤの茎もチェックしましょう。太すぎると硬くて茹でても食べにくいため、茎が適度な太さのものにしましょう。
カットされているものは、茎の切り口も見てみてください。茶色く変色しているもの鮮度が落ちてきている可能性があるのでおすすめしません。
モロヘイヤの保存は冷蔵保存と冷凍保存が向いていて、常温保存はおすすめしません。
キッチンペーパーを湿らせてモロヘイヤを包んでください。乾燥させないようにすることが長持ちさせるコツです。キッチンペーパーの上にさらに新聞紙で包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れて保管します。このとき、モロヘイヤを立てると自然下の状態に近く長持ちします。根元を下にし、葉を上にして保管しましょう。
冷蔵庫に入れると2日ほど持ちます。なるべく早めに食べてください。
モロヘイヤは冷凍保存することもできます。下茹でをしたモロヘイヤは冷凍がおすすめです。適度な大きさにカットをして冷凍庫に入れましょう。3週間は持ちますが、早めに食べてください。
昔からネバネバとしたものは体によいと言われてきました。納豆、オクラ、山芋などと同様にモロヘイヤもとても体によいのです。古くから栽培され、人々の健康を守ってきました。ネバネバが好きな方にはとくにおすすめです。
GreenSnap編集部