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見た目がほうれん草によく似ている小松菜にはどんな栄養が含まれているのでしょうか。このページでは小松菜の栄養について解説しています。
効果効能や、保存方法についても記載していますので、ぜひチェックしてみてください。
小松菜はアブラナ科の植物で、別名フユナ、ウグイスナと呼ばれることもあります。東京都江戸川区にある小松川付近で品種改良されたことからこのような名前となりました。
アブラナ科特有の黄色い花を3月から4月にかけて咲かせます。
小松菜にはカロテン、鉄、カルシウムが豊富です。野菜のなかでもカルシウムの量は多く、同じアブラナ科のケールに次いで含有量が多いです。
小松菜100gあたりのカロリーは14kcalです。
小松菜は緑黄色野菜で、カロテンを多く含むのが特徴です。カロテンは体内でビタミンAに変換されます。ビタミンAは皮膚や粘膜の健康維持のために必要な成分なので、肌や粘膜が荒れやすい方にも小松菜はよいでしょう。
近年カロテンは抗発がん作用があると言われています。がん予防効果も期待できる野菜です。
血液を作るには鉄分が欠かせません。小松菜には鉄分が含まれているため、貧血の方にはおすすめです。鉄分というとほうれん草をイメージする方が多いかと思いますが、小松菜のほうがほうれん草よりも鉄分を多く含みます。
小松菜の旬は12月から2月です。
おいしい小松菜の選び方は、まず葉をよく見て、ぱりっと分厚いものを選びましょう。緑色が濃い葉のほうが栄養価が高いと言えるので、鮮やかなグリーンのものをお選びください。株はしっかりと大きなものを選びましょう。小さく弱々しい小松菜は栄養が不足している可能性があります。
根が長いものもおすすめです。根がしっかりと長くなるまで育った証拠と言えます。
葉物野菜の小松菜は長期保存には不向きです。保存をする場合は、湿らせた新聞紙で小松菜を包み、乾燥させないようにチャック付きの袋などに入れて野菜室に保管してください。
保存のポイントとしては小松菜を立てることをおすすめします。向きは根を下にして、なるべく小松菜を自然下と近い状態にして保存すると傷みにくいです。
野菜室での保存であれば、2日ほど持ちます。しなびる前に食べてください。
どうしても食べきれない場合は軽く茹でてから冷凍保存ができますが、繊維が壊れる可能性があるためなるべく新鮮なうちに食べることをおすすめします。
小松菜は鉄分豊富な野菜なので、貧血になりがちな方、とくに女性にはおすすめです。葉物が苦手な方であれば、グリーンスムージーにして楽しむのがおすすめです。
炒め物でもおいしいですが、スムージーやスープなど楽しみ方はいろいろです。ぜひ自分なりの食べ方をしてみてくださいね。
プランターでも栽培できる野菜です。興味のある方は小松菜の栽培にチャレンジしませんか。
GreenSnap編集部