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日本では古くから栽培されているミカンは冬の代名詞とも言える果物ですよね。そんなミカンにはどんな栄養があるのでしょうか。このページではミカンの栄養や効果効能について解説しています。
箱ミカンを買ったものの、保存に困っている方もぜひ読んでみてください。
ミカンはミカン科の植物で、一般的にミカンというとその果実を指します。ミカンというと温州みかんを意味します。
ミカンは5月に白い花を咲かせ、花弁は5枚で、開花するとよい香りを放つのが特徴です。花後は果実ができ、秋に実ります。
ミカンには、ビタミンC、ビタミンA、カリウム、クエン酸、ヘスペリジンが含まれています。ヘスペリジンはポリフェノールの一種で、熟していない青みかんに多く含まれる成分です。
ミカンは100gで45kcalです。1個あたり約75gなので、34kcalとなります。
ビタミンCは健康的な肌作りに欠かせない成分です。コラーゲンの合成をサポートすると言われているので、スキンケアを気にする方にもおすすめです。
風邪を引くとみかんを勧められることがありますよね。これはビタミンCを含むからで、風邪予防に効果的と言われています。
酸味のもととなるクエン酸は疲労回復によいと言われています。
ミカンに含まれるビタミンAは皮膚や粘膜を健康にします。口内炎ができたときもよい成分ではありますが、ミカンを食べるとしみることがあります。
ミカンに含まれるヘスペリジンは抗酸化物質として知られていて、体内の活性酸素を取り除く働きがあります。若返り効果も期待できるでしょう。
ミカンの旬は12月です。
おいしいミカン選びでは、まず皮を見ましょう。皮には油胞というブツブツがあり、これが細かいほうが糖分がたまっている可能性が高く、甘いミカンです。
また、ミカンの皮の色が濃いもののほうが、栄養がつまっていて熟しています。なるべくオレンジが濃いものを選びましょう。ミカンのヘタ部分には軸があり、この軸が細いものをおすすめします。
同じ大きさのみかんで迷ったら持ってみて重い方を選んでください。実がつまっている証拠です。
ミカンは冬の果実なので、5度から10度を好みます。冬であれば、常温保存で問題ありません。常温であれば3週間ほどもちます。それ以外の気温のときは、冷蔵庫へ入れましょう。
保存はヘタを下にする、つまりミカンを逆さまにすることをおすすめします。
冷蔵庫に入れるときは乾燥しないようにキッチンペーパーで包んでください。冷蔵庫の野菜室をおすすめします。野菜室での保存であれば2週間ほどもちます。
段ボールに入ったミカンを箱買いすることもあるでしょう。その場合は、段ボールごとでよいので、暗く通気性のよい場所で保管します。だいたい3週間はもちますが、傷んでいるミカンがあると傷みが広がります。ご注意ください。
購入後すぐに傷んだミカンがないかチェックしておくことをおすすめします。
ミカンはそのまま生で食べるのはもちろんですが、ジュースにして楽しむのもおいしいですよね。さっぱりしている味で、冬には欠かせない栄養がたっぷりです。風邪予防のためにも食べるとよいですよ。
お庭に植えたらシンボルツリーにもなるので興味のある方は自分で育ててみませんか。
GreenSnap編集部