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根だけでなく葉も食べることができるダイコンは、煮物、炒め物、サラダなどさまざまな食べ方ができます。身近な野菜のダイコンにはどんな栄養があるのでしょうか。このページではダイコンの栄養について解説しています。
効果効能や保存方法など気になる方はぜひご参照ください。
ダイコンはアブラナ科ダイコン属の植物です。原産地は地中海や中央アジアと言われていますが、現在は世界中で栽培が広がりました。
ダイコンの栽培歴史は古く紀元前から育てられていたと言われています。肥大した根を食べることが主ですが、ダイコンの葉も食べることができ、ダイコンの種子からは採油もできるとても利用価値の高い野菜です。
一般的にはダイコンと呼ばれますが、スズシロ(春の七草の1つ)、オオネという別名もあります。
ダイコンの花期は3月から4月で、アブラナ科の菜の花と同じ時期に咲きます。しかし、黄色い花ではなく、ダイコンには白や薄紫の花が咲きます。
ダイコンには、ビタミンC、葉酸、カリウム、カルシウム、食物繊維が含まれています。
ダイコン100gあたりのカロリーは18kcalです。
ダイコンには、アミラーゼという消化酵素があります。こちらは唾液にも含まれる成分です。食べ物の消化を促し、胃もたれ予防になります。また二日酔い緩和も期待できるため、暴飲暴食をした際もよいでしょう。
ダイコンにはビタミンCが含まれています。抗酸化作用が高いと言われていて、若返り効果も期待ができます。またビタミンCはコラーゲン生成にも欠かせません。美肌効果も期待できるので、ダイコンはたくさん食べたいですね。
塩分を摂りすぎると体がむくむことがあります。また高血圧にもつながるのです。ダイコンに含まれるカリウムは余分な水分の排出をするため、高血圧やむくみ予防に効果的です。
ダイコンの根だけでなく、葉にもカリウムが含まれているため、ダイコンの葉を食べるのもおすすめです。
ダイコンの旬は11月から12月です。
おいしいダイコンの選び方はまず根を見てみましょう。真っ白なダイコンをおすすめします。また触ってみて、硬いダイコンはなかみがつまっている証拠です。
葉がついて売られている場合は葉もチェックしてください。葉がしゃきっとしていて、しなびていないものを選びましょう。
ダイコンを保存する際は、葉を落としてから保存をしてください。根はラップで包んで乾燥しないようにし、冷蔵庫の野菜室に入れます。ダイコンは葉から水分が失われるため、保存をする際は葉を落としたほうがよいです。しなびやすいため、5日以内に使ってください。
すでにカットしたダイコンを保存する場合は、水に浸して、その後水気をしっかりと切ってから密閉できる袋や容器に入れて保存してください。1~2日で使い切りましょう。
ダイコンは煮物、炒め物はもちろん、ダイコンサラダとしても食べることができます。サラダにするとシャキシャキとしていておいしくておすすめです。ダイコンの葉にも栄養があるので、ぜひ葉も食べてみましょう。
GreenSnap編集部