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夏はナスがおいしい季節で、お店での価格も安くなりますよね。夏野菜のイメージがありますが、栄養価はどうなのでしょうか。このページでは、ナスの栄養や効果について解説しています。
ナスの保存方法も記載しましたので、ナスを余らしている方も参考にしてみてください。
ナスはナス科ナス属の植物で、関西ではナスビと呼ばれることもあります。インドが原産ですが、世界中で栽培されている身近な野菜です。ナス果実は暗い紫色で、淡色野菜として分類されています。
ナスの茎は暗い紫色をしていて、茎には毛が生えているものや、種類によってはトゲが生えることもあります。
ナスの花は夏から秋に下向きに開花します。
ナスには、ナスニン(アントシアニン)、カリウム、鉄分が含まれています。ナスニンはナス特有のポリフェノールのことです。ナスを料理すると紫色が抜けることがありますが、この正体がナスニンです。
ナスは栄養価が低い野菜とされ、その理由は水分の多さが挙げられます。
ナスの100gあたりのカロリーは22kcalです。
ナスに含まれるナスニンは紫外線から体を守る作用があります。さらに、抗酸化作用もあり、体の若返りにも期待できます。
ナスのアントシアニンは、血液をサラサラにする効果が期待され、動脈硬化や高血圧の予防にもなります。
ナスのカリウムには、体内の余分な水分や老廃物を外に出す役割があります。むくみの予防にナスはぴったりと言えるでしょう。
ナスには鉄分が含まれています。鉄分は血液には欠かせない成分です。貧血になりがちな方には、ナスがおすすめです。
ナスに含まれるナスニンには、ガンを予防する効果があると最近の研究で言われています。しかし、水に有効成分が溶けだしやすいため、ナスを調理する際は水に浸さずにすぐに料理をすることをおすすめします。
ナスの旬の時期は7月から9月です。夏がおいしい時期で、夏野菜として知られています。
ナスはまずトゲを見てみましょう。トゲがしっかりとしているもの、トゲが立っているものを選んでください。皮にハリやツヤがあるものも新鮮で、光を反射するくらいツヤツヤしているものをおすすめします。
また表面に傷がないかも見てみてください。傷部分から水分が抜けることがあるため、なるべく傷がないものがよいです。
ナスはラップで包み、ジップつきの袋に入れて、冷蔵庫の野菜室に入れて保管してください。だいたい1週間ほど保管ができます。表面に水がついている場合は、ふき取ってから保管します。
すでにカットしたナスを保管する場合は、ジップつきの袋に入れて冷凍庫に入れましょう。冷凍庫に入れると1ヶ月ほど保管ができます。
ナスは夏野菜で、暑い時期に食べたい野菜です。水分が多いため水っぽくなりがちですが、柔らかく食べやすいのでぜひ料理に使ってみましょう。
地植えだけでなく、鉢でも栽培できます。興味のある方は育ててみませんか。自家製野菜はより美味しく感じるはずです。
GreenSnap編集部