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沖縄料理というとゴーヤが有名ですが、ゴーヤにはどんな栄養が含まれているのでしょうか。このページではゴーヤの栄養や効果効能、新鮮なよいゴーヤの選び方について紹介しています。
苦みの少ないゴーヤの選び方も記載してるので、苦みが嫌いな方もぜひご参照ください。
ゴーヤはウリ科の植物です。一般的にゴーヤと呼ばれていて、スーパーなどお店でもゴーヤという名前でほぼ通年売られています。園芸学ではツルレイシと呼ばれ、他にもニガウリ、ゴーヤーという名前でも呼ばれます。
ウリ科ならではのツルを伸ばし、それを利用してグリーンカーテンに活用することもあります。成長すると4~5メートルにまでなる植物です。最大の特徴は独特な苦みと言えます。
果実は緑色で、見た目はヘチマに似ていますが、最大の特徴としてイボがあります。そのまま成長すると果実は緑から黄色く変化します。
花は黄色く5枚花弁で、キュウリの花に似ています。
ゴーヤは栄養豊富な野菜で、ビタミンC,カリウム、葉酸、食物繊維、βカロテンを含みます。
ゴーヤ100gあたりでのカロリーは43kcalです。
ゴーヤに含まれるβカロテンは、アンチエイジング効果が期待されます。体内をさび付かせない抗酸化作用があるとされ、免疫力アップやがん予防にも効果があります。
ビタミンCは美肌作りのサポートをする栄養として知られています。また肌だけでなく、骨や歯を健康に保つためにもビタミンCは必要な成分だと言われています。動脈硬化を防ぐとも言われていて、ゴーヤは非常に体によい野菜です。
食物繊維はお通じ改善に効果的です。腸のぜん動運動を促すため、滞りがちだったお通じが改善することも期待できます。
ゴーヤに含まれるカリウムは、血圧を下げる効果が期待できます。体内の細胞内の水分バランスを保つ役割があり、むくみ改善効果も期待できます。
ゴーヤに含まれる葉酸は、造血作用があります。つまり血を作るために必要な栄養なのです。貧血気味の方には葉酸を含むゴーヤがよいとされています。
ゴーヤの旬は夏で7月から8月が食べ頃です。
ゴーヤはきれいな緑色をしていて、ずっしりと重みのあるものがよいでしょう。表面のイボは硬いものをおすすめします。またイボがつぶれているものや傷んでいるものは避けて、イボの大きさが均一なものを選びましょう。
表面のイボが小さいほうが苦みが強く、大きい方が弱いとされているため、苦みが苦手な方は、イボが大きいものを選ぶとよいでしょう。
ゴーヤは夏野菜で暑さには慣れているので、2日以内であれば常温保存ができます。しかし、室内の気温があまりにも高いと変色するおそれがあるので、冷蔵庫の野菜室に入れて保管をおすすめします。野菜室であれば、1週間ほど保管ができます。
ゴーヤはワタから傷みます。ワタや種を取って、乾燥しないように切り口にラップをして冷蔵庫の野菜室で保管してください。
10日以上保管したい場合は、冷凍庫での保管をおすすめします。この場合は1ヶ月ほど持ちます。
ゴーヤは栄養豊富。夏で水分を摂りすぎたときにも、カリウムを含むゴーヤはよいでしょう。栽培も簡単でよくツルを伸ばして成長するので、興味がある方はグリーンカーテンにして楽しみませんか。
GreenSnap編集部