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ブロッコリースプラウト、豆苗スプラウトなど、スプラウトとつく野菜はいろいろありますが、にんにくのスプラウトも食べることができます。このページではにんにくスプラウトについて解説しています。
栄養価や水耕栽培について紹介しています。ご参照ください。
にんにくスプラウトとは、発芽直後のにんにくの新芽がついているにんにくのことです。スプラウトにんにく、ガーリックスプラウト、スプラウトガーリックという名でも知られています。
スプラウトの一種なので、栄養豊富でスーパーフードとしても知られています。売られている場合は、だいたい新芽が出て10センチから15センチほどのものです。
にんにくに限らず、発芽したてのころはビタミンなど栄養が豊富で体によいのが特徴です。通常のにんにくよりも栄養価が高いと言われています。
にんにくと言うと独特なニオイが特徴ですが、にんにくスプラウトは通常のにんにくと比べるとニオイは少ないです。栄養は摂りたいけれど、ニオイは気になるという方によいでしょう。
にんにくスプラウトは、ポリフェノール、GABA、亜鉛、鉄分、アルギニンを含みます。
にんにくスプラウトにはポリフェノールが豊富に含まれています。ポリフェノールの量は通常のにんにくの5倍です。ポリフェノールには抗酸化作用があるため、体内の若返りによいでしょう。動脈硬化予防にも役立ちます。
にんにくスプラウトにはGABAが含まれています。このGABAはアミノ酸の一種で脳内の血流をアップして、脳細胞の代謝機能を上げます。
また睡眠の質を上げる効果が期待されていて、リラックスもできるでしょう。イライラしやすい方にも向いている成分です。
アルギニンを含むにんにくスプラウトはエナジードリンクのような効果があります。実際にエナジードリンクにはアルギニンを含む商品が多いのです。にんにくスプラウトを食べることで体が元気になる効果が期待できます。
にんにくスプラウトは、油で炒めて食べることや、和え物にすることができます。にんにくスプラウトはまるごと食べられます。
にんにくスプラウトは自宅で栽培できます。
プランターを使用しても育てられますが、おすすめは水耕栽培です。水耕栽培で育てれば10日前後で収穫ができるので、簡単に育てたい方には向いています。
市販のにんにくを球根にして水耕栽培ができます。水耕栽培キットがあればそれを使用しましょう。ない場合はペットボトルを使用して水耕栽培をしてください。
にんにくの皮をむいて1片ずつにばらして水耕栽培キットに置きます。尖った部分から発芽をするため、尖った部分を上にしてください。根が生える部分(にんにくのお尻)に水が触れるように水を調整します。
しばらくすると根が伸びて、発芽をします。
水はそのままにしていると傷んでくるのでこまめに取り換えてください。1日1回は交換し、夏場は2回交換するとよいでしょう。
水耕栽培をすると発芽します。葉が5センチから10センチほど伸びたら食べごろです。
にんにくスプラウトは水耕栽培ができます。ニオイがしない上、栄養価も高いので、自分で育てて収穫してみませんか。
GreenSnap編集部