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アボカドはアボカドソース、アボカドドレッシングなど加工品に利用されることや、生や加熱調理して食べることがあります。そんなアボカドにはどのような栄養や効果・効能があるのでしょうか。
このページでは、アボカドの栄養について記載しています。食べ頃のアボカドの見分け方もまとめています。
アボカドとはクスノキ科ワニナシ属の植物で、和名はワニナシ(鰐梨)です。原産地は中央アメリカ、ブラジルとされています。日本で流通しているものの多くはブラジル産です。
アボカドの果実は緑色で、こちらは食用されます。とろっとした食感が楽しめ、不飽和脂肪酸を豊富に含むことから「森のバター」という異名がつけられました。アボカドはサンドイッチ、ハンバーガー、サラダ、タコスに利用されます。
アボカドには不飽和脂肪酸、食物繊維、ビタミンE、葉酸、カリウムが含まれます。野菜や果物のなかでも不飽和脂肪酸の量はトップクラスで多いとされています。脂が多くアボカドオイルとしても利用されます。
アボカドの100gあたりのカロリーは187kcalです。
アボカドには不飽和脂肪酸が豊富で有名です。こちらは、血中コレステロール値を調整します。
アボカドに含まれる食物繊維は、便通改善に効果があるため、便秘がちな方に向いています。また、血糖値の急激な上昇を予防することも期待されます。
ビタミンEには抗酸化作用があるとされていて、アボカドはアンチエイジング効果が期待できます。
カリウムはむくみ予防作用があると言われています。体内の余分な水分の排出によいです。塩分が多い食べ物を食べたときにもおすすめです。
日本で多く流通しているアボカドはメキシコ産のもので、旬な時期は4月から6月です。日本産のアボカドは、11月から1月が旬です。
美味しいアボカドの選び方はまず皮の色を見てみましょう。アボカドの皮が綺麗なチョコレート色になっているとアボカドの食べごろです。
未熟なアボカドは熟すまで自宅で保管をしましょう。その際は、冷暗所で保存をしてください。適温は15度から20度ほどで、それ以上あたたかいとアボカドが傷むことがあるので、ご注意ください。また5度以下だと低温障害を起こす可能性があります。
熟しすぎると皮の色がチョコレート色よりももっと黒くなります。そうなる前に食べましょう。
アボカドを追熟させるときの保存ポイントは乾燥です。乾燥しないようにジップ付きの保存袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保管をしてください。アボカドは長期保存には向きません。5日以内に食べるようにしましょう。
すでにカットされているアボカドを保存する場合は、切り口にレモン汁を塗布して空気に触れないようにラップで包みます。保管は冷蔵庫の野菜室にしてください。2~3日以内に食べきってください。
アボカドはトロっとした食感でおいしい味がしますよね。スーパーで買う際はチョコレート色になっている食べ頃のものを探してください。
種を採取して水耕栽培をすることもできるので、自分で育てたアボカドを食べてみてもいいかもしれませんね。
GreenSnap編集部