淡いピンクを小さくポコポコ野に打ち上げていらっしゃるハルジオンさん キク科の野草さんだから食卓にお迎えできちゃうみたい 『ホツマツタエ』においてアマテルさんが日本に住む民の體に会う食材や食事をご紹介くださっている 今村聰夫先生の『はじめてのホツマツタヱ 天の巻』の中のアマテルさまのお言葉によると “穀類は日霊を受け、野菜は月精を受けており、またココナシ（菊の花）は日月の両方を受けた微種なのです。これらを食べるとその効果は目の玉の輝きになって顕われます" とのこと 春の野にはいつでも食卓にお迎えできるようタンポポさん ヨモギさん フキさん ツワブキさん ノゲシさんなどなどのキク科の野草さんたちが芽吹いていらっしゃる 目の玉の輝きとはココナシと呼ばれるキク科の野草さんや野菜さんたちが五臓の“肝”の働きをサポートしてくださるから五竅や五根と呼ばれる感覚機器や出入り口となる部分に様子が現れて来るため目の輝きが生まれるんだね キク科の野草さんは苦味の清熱のお仕事を持っていらっしゃるものも多いので量は體のバランスに合わせて食卓にお迎えするよ 以前 マンガ『九龍ジェネリックロマンス』を拝読してどうしても水餃子が食べたくて せっかくだからと普段なら苦いからと遠ざけがちなハルジオンさんやノゲシさんなどのキク科の野草さんと逆に體を温めてくれる野蒜さんや元氣を補ってくれるエビや椎茸さんなどなどお迎えして作った餃子さん 苦味をマイルドにしてくださる食材さんと組み合わせて春に乱れがちな肝のバランスを整えるお手伝いをして貰ったよ 春は氣まぐれに吹き荒れる陽の氣である“風”が體の中に溜め込んでいた不調を陽の部位である上半身に巻き上げて外に出そうとしてくださるから“花粉症”のようなことが起こるみたい 自然の中にある花粉さんがいつの間にやら自然と不自然が逆転してしまっている體に不調を引き起こす悪者のように見えちゃうけれど體の中の自然と不自然が逆転してるよー！って明確なサインを出してくれているんだよね サインのうちに氣がつくことが出来れば大きな病へと進化するのを食い止めることが出来るからね 草が樂しくなると久しく生きられる理である藥となる 逆にクスリの使い方を須く久しくする理 久須理からひっくり返すと“リスク”になるんだって 大人氣の薬師のお話『薬屋のひとりごと』の背景にもたくさんの薬草となってくださる季節の野草さんたちを描いてくださっている 野草さんたちが大活躍してくださる時代なのかもね

フジも若葉やお花を食卓にお迎えすることが出来るんだとか んーいつか いつかお迎えしてみたい！

漢方さん的にみて理想の朝ごはんはお粥さんなので温め上手なヨモギさんと食感を楽しめるハマダイコンさんのお豆を入れてお腹を温めてくれる乾燥生姜パウダーを入れて 写真には入れ忘れちゃったけれどお腹のメンテナンス上手な梅干しさんをお迎えしてほっこり朝ごはん 一年中野にいてくださるヨモギさんだけれど芽吹きの春のエネルギーを最も受けていらっしゃるこの時期のヨモギさんで乾燥ヨモギさんを作り置きしておこうかなぁ

生野菜さんは消化器の負担が大きいからあまりお迎えしないようにしているんだけれどあまりに新玉ねぎさんが美味しそうなのでスライスしてたっぷり空氣に晒して辛味を抜いて下処理しておいたイタドリさんとガッツリ酸味の効いたカラマンダリン？さんとワカメちゃんと共にサラダにして食卓にお迎えしたよ イタドリさん海岸のど真ん中で伸び伸び生長していらっしゃる姿が愛おしくて思わず写真に収めちゃったよ

ツワブキさんに比べて苦味が強力なフキさん せっかく出逢えたのでフキさんも混ぜご飯になっていただくよ 茎だけじゃなく葉っぱさんも一緒に混ぜ込むと緑が鮮やかで綺麗 葉っぱさんで巻いておにぎりにしても良いし葉っぱさん乾燥させてふりかけにしても良いらしい あっという間に土用だから春野草さん夏まであと少しの春をよろしくね

ピントが合ってくださったゼンマイさんとピントから外れたがるワラビさん

この生えたての野生のミツバさんが美味しくて美味しくて 食べたい野草さんがいっぱいあって ちょっとお腹のキャパが足りなくて 摘みたい野草さんもいっぱいあって 天氣もびっくりするくらい野草日和 とにかく野を駆け巡る 香りツヨツヨのハルジオンさんも食べちゃいたいくらい可愛くてちょっとだけお迎えして アブラモノはワタクシの虚弱な體には負担が大きいけれど後から調整すると心に誓って ハルジオンさん ハコベさん ミツバさん 野蒜さん たんぽぽさんを元氣を補ってくれるエビさんと椎茸さんと共に餃子に包み込んで 水餃子にしてさらに追いミツバ お腹の負担は雑炊に落ち着かせて貰いましょ イタドリさんと貝のキモとミツバさんを體を温める杜仲茶でお雑炊にしてイタドリさんのシャキシャキ感を楽しんでみる 杜仲茶 プーアル茶 紅茶 お番茶 ほうじ茶などの茶色いお茶は陰の時間 朝晩の冷えの味方になってくださるよ 季節の変わり目 土用は脾（消化器）の負担を軽くするお粥さんを意識して食卓にお迎えするよ 自身の體調に合うお働きをしてください食材さんを選んで體にあった方法でいただくことを“薬膳”と呼ぶらしいよ 無性に水餃子が食べたかったのは『九龍ジェネリックロマンス』のアニメに偶然出逢えちゃったからなのかも

美しいハルジオンさん キク科の野草さんだから食卓にお迎え出来るんでしょうけれど苦いのでクールダウンのお仕事してくれちゃいそうなのでひたすら愛でるよ

出逢えた時のドキドキったらもうね 毎年毎年鼻息フンフン興奮させてくださるってもうなんて愛おしいんでしょう

芽吹きの春は朝は早起きして朝日をたっぷり浴びて冬の間に閉じ込めていたものが出られるようのびやかに過ごすのがおすすめ養生法なんだとか この法則に逆らうと肝と云う機能がご機嫌を損ねて夏の冷えトラブルを呼び込むんだとか 五臓の肝のご機嫌は 目や爪のトラブル 足が攣ったり筋のトラブル 涙が出てきたり目ヤニガビガビだったり 肌色が何だか青白くなったりしてサインを送ってくださるよ 生活リズムの調整も肝さんだから子午流注では肝と相棒の胆のゴールデンタイム23:00-3:00の間にしっかり睡眠時間を割いてあげると良いらしい 肝さんがアンバランスなっていたりすると無性に酸っぱいものが欲しがるサインを送ってくださる 酸味は引き締めだから 春という地球のリズムに合わせたのびやか暮らしとは反対方向のお仕事を求めていらっしゃることになる 引き締めの酸味 クールダウンの苦味 元氣をつけてくれる自然の甘味 発散のお手伝いをしてくれる辛味 固いものを柔らかくする鹹味 この五味はお味ではなくお仕事なので舌がくれる感覚とは違うことも この５つをバランスよく摂りながら季節や體に合わせて量を調整していくよ 氣のめぐりを整えてストレス（滞り）に立ち向かうのが得意な香り野草さんと柑橘さんをお迎えして元氣をチャージしてくれるご飯（甘味）を意識して摂っていくよ 酸味と甘味のみかんに鹹味の貝類 甘味のミツバさんをたっぷり摘んで和え物に 腎という機能が弱くてそもそも生命力不足なので人生に腎精をチャージしてくれる黒米を入れたご飯（甘味）にツワブキさん（苦味？）とイタドリさんと元氣まで発散しないよう少しだけハマダイコンさん（辛味）と補腎の得意な貝さん（鹹味）としいたけさん（甘味）でチャーハンを 野草さんが野にたっぷり居てくださるから食養生がたっぷり楽しめるよ

毎日毎日野草さんがどんどん食卓に楽しみを提供してくださるよ 肝腎を補うのが得意な貝類さんに元氣と血（ケツ）をチャージするお手伝いをお願いしつつツワブキさんの香りに氣の巡りまでサポートいただく赤貝とニシガイと香り野草さんのアオサドレッシング和え 貝類さんはイタドリさんのシャキシャキ感と共に體のメンテナンスを得意とする黒米入りのご飯と混ぜご飯にも 貝類さんの肝の血のサポートと香り野草さんによる肝の氣の巡りサポートをいただくよ

むふふ 野草さんいただいて體の中の排毒 大洗浄中の春だよ お弁当はツワブキさんとひりょうずさんの炒め煮とハマダイコンさんのお花と蕾とレモンの塩もみ 野草どんぶりさんにはカンゾウさんとかハコベさんとかツワブキさんの葉とか ツワブキさんは葉も茎も混ぜご飯にしたり お味噌汁にはツワブキさんの葉っぱ むふふ 春のご飯が楽しすぎる

この季節毎日欠かさずいただいているハコベさーん 頑固な虚弱體質なので短期的な養生法ではうんともすんともなので ひたすらハコベさんにお世話になっておりますよ 毎日の梅干しさん 毎日のヨモギさん 毎日のハコベさん じっくりコツコツ木の根っこを丈夫にして立て直して行くイメージの暮らしの養生 虚弱さんの為に胃腸に心臓に働いてくださるハコベさん ハコベさんの混ぜご飯し忘れていたのを思い出してサッと茹でて刻んで塩を振って混ぜご飯に お湯を潜ってもなおこの鮮やかな色を保ち続けてくださる野草さんの色のエネルギーって凄いね 草食動物さんはこの草のエネルギーさんだけで血まで作っていらっしゃるんだから野草さんありがたいー！

あちこちで芽吹きの赤で景色を明るく染めてくださっているアカメガシワさん 赤い新芽を食卓にお迎えしてみる アクがかなり強烈らしいのでしっかり茹でて じっくり水にさらしていたらあれよあれよと美しい赤が水に流れて素材感溢れるカラーに 香りは抜群なので氣の巡りのサポートを得意としている香りグリーン野草さんたちとお蕎麦のトッピングに ぽかぽか陽氣であっという間に新芽の時期が過ぎちゃいそうなので菜飯にもチャレンジしてみたい

素敵な柄の芽吹きのイタドリさーーーん！ むふふ 今年はじめましてで食卓にお迎えしたよ ひと晩じっくりお水につけてシュウ酸をぬいてお塩とレモンでさっぱりとシャキシャキ感を楽しませていただきました

あちこちでヨモギさんが新芽をふわふわさせていらっしゃるよ どうにもついつい手が伸びていてとはいえ香りよりも苦味のパンチ力が強くて よもぎ餅も美味しいけれど虚弱で消化器がいつもヘロヘロなのでみモチモチとしたお餅やお砂糖は湿を溜め込むお手伝いをさせてしまうから ヨモギさんとのお付き合いはお茶やパウダーになりがちだったけれどせっかくの新芽さんだし まだまだ陰の季節から引き継いで冷えが強めに體に残っているから今年こそヨモギさんに活躍して貰うよ アクの少ない新芽さんだからサッと湯通しして水にさらしてザクザク切ってお塩まぶしてご飯に混ぜてヨモギの混ぜご飯 補腎が得意な體のメンテナンス食材黒胡麻さんや同じく氣血を補うのが得意な牡蠣の佃煮さんとおむすびに これならヨモギさんが新芽の間毎日コツコツと久す理として氣血のサポートして貰えるしピクニックのお弁当にもモッテコイだよ

體を温める力が不足していて冷え冷えの虚弱な體には體を冷やす生食のサラダはお迎え出来ないんだけれどクレソンをお迎えしたからにはどうしても作りたかった春の野のサラダさん クレソンとハコベさんとハマダイコンさんのお花に鮮やかな苺さんにレモンの皮をすりおろしてみる 酸味と甘みを兼ね備えるイチゴさんは酸甘化陰で體の中に潤いを作ってくれるよ 作って愛でて楽しんで 温め料理に変更していただきます ツワブキさんも葉っぱごとお迎えして茎は刻んでごはんに混ぜておむすびにして葉っぱの方で包むよ ツワブキさんの香りのチカラで春に不調を訴えがちな肝をサポートして貰って冬の間に溜め込んで来た毒素を出して行くよ

蕾のひんやりつるんとした舌触りが好きすぎて 食べ歩きしたい欲を掻き立ててくれるハマダイコンさん 生の蕾なら體内の要らない水の滞りを対処して氣の巡りをサポートして健胃に働いてくれるかも 胃が元氣ないのは要らないお水がチャポチャポしているパターンが多いから浮腫み 乗り物酔いが起こりやすい水滞さんにおすすめの薬草さんだね ダイコンさんはお魚さんの消化のサポートも得意だろうからお魚が食卓に並ぶ日の相棒でも良いかもね

リュウキンカさん 力強さを増している陽の季節のキラキラ太陽光を浴びて嬉しそう リュウキンカさんもおひたしやスープで食卓にお迎えできるみたい アクが割と強めみたいだから茹でた後しっかり冷水に浸かって貰うと良いみたい

愛おしい レンゲさん やっと やっとお逢い出来ました もう どうしてもこの季節レンゲさんに逢いたくて逢いたくてウズウズと 春も早くからキョロキョロし続けてやっと出逢える事ができたよレンゲさん 田んぼの緑肥のイメージが強かったけれど田んぼでは出逢えず 穏やかでぽかぽかな野原にいらっしゃいました 美しくて 美味しそう マメ科さんだから體の中の要らない濁ったお水を出すサポートしてくれるよ 乾燥させて薬用に 葉っぱ お花 共に頂けるみたいだから少し時間が出来たら食卓にお迎えしたいよ

発陳の春だよ 陳は新陳代謝の陳で古いの意 閉蔵の冬に閉じ込めて温存して来たエネルギーが春の身軽な風によって出て来てくれる 身軽な風は陽のエネルギーだから體の陽位から冬の間の滞りが出やすくなりやすいらしい くしゃみ 鼻水 目の痒み 頭痛 めまい 體の中を動かして行く巡りのエネルギーを補うお手伝いをしてくれるハコベさん ミツバさんクレソンさん フキノトウさんは氣の巡りをサポートしてくれる香り野草さん アブラナ科のムラサキハナナさんは発散のお手伝いをしてくれるかな どうしてもミツバさんたっぷりのお味噌汁が食べたくて クセのないカンゾウさんもハコベさんもたっぷりフキノトウさんにも香りを添えて貰うのお味噌汁に 少し暖かくなったので米粉パンをお迎えして元氣を補ってくれる海老サンドにはクレソンをたっぷりと 生の野草さんはこの時期まだまだ冷えを感じるエネルギー不足の氣虚タイプのカラダには負担が大きすぎるので湯通ししてお醤油垂らして米粉パンに挟んでいただく お迎えしたばかりの野草さんの香りが良いからお醤油との相性が最高で 小麦粉さんも體冷却食材さんなので米粉パンさんが嬉しいね クレソンとハコベとミツバとムラサキハナナのお花のサラダは写真だけ 冷えないようお湯に浸かっていただきました 春の野ってなんて魅力的なんだろうね

食材さん〜食薬さん〜野草さん〜♪

春の野がご馳走パラダイスになっていらっしゃるよー！ 胃袋が追いつかないなんて嬉しい悲鳴過ぎるぜ

春の野が楽し過ぎるんだが 氣づけば5時間もウロウロしてた 野蒜さん氣持ち良さそうに伸びていらっしゃる