今日は久々に行き付けのブナ林に行って来ました。

お陰様で写真もたくさん撮れたのですがめちゃめちゃ疲れたので、投稿はまた今度にします。

やっぱ定期的に山に行かないとマイナスイオン不足で死んでしまいますからね。

五大栄養素＋マイナスイオン、大事です。








山野草の日本スズラン。


言わずと知れた有名な野草ですね。

北海道から九州まで分布するキジカクシ科の多年草で、主に亜高山の草原などに自生する可憐な花です。

北海道の花というイメージがありますが実際には熊本県の阿蘇まで分布しており、北海道以外でも意外と色んなところに生えている野草ですね。

しかし北海道、東北地方以外での自生地は局所的かつ飛地状で連続性が無く、氷河期の残存植物的な感じのやつだと言えると思います。

そもそも日本のスズランとヨーロッパ産のドイツスズランを同種とする見解もあるようで、そうなって来ると相当な隔離分布ということになりますよね。

まぁとんでもない隔離分布というのは他の植物でもたまに見られる現象なので、スズランだけが特別スゴイってわけでもないんでしょうけども。

あ、ちなみに園芸店でよく見るのはドイツスズランの方で、日本産よりも花が大きく花茎も高く出るのでそっちの方が見栄えは良いです。


日本スズランは花も小さく葉の陰に隠れるように花を咲かせるため華やかさはありませんが、その控えめで慎ましい姿が逆に良いってことで人々に愛されているみたいですね。

僕も大柄なドイツスズランよりも小ぶりで纏まりの良い日本スズランの方が好きなのですが、何せ花が葉の陰に隠れているので写真が撮りにくくて若干イライラしました。

しかしそんなイライラも素晴らしい芳香によるヒーリング効果ですぐに消え去り、プラマイゼロでめでたしめでたしってことでですね。えぇ


ちなみに日本スズラン、ドイツスズラン共に全草に毒があり、誤って食べるとゲボを吐いたりとか死んだりとかするみたいです。

なので間違っても食べないよう、なるべく気を付けた方が良いと思いますね。