りんごは体にいいってよく言われ
イギリスには、一日一つのリンゴは医者いらずと言うことわざもあり、食物繊維が豊富に含まれている。
特に皮の部分は、鎮静作用のあるタンニンとペクチンが多く含まれ、腸の粘膜をカバーする働きがある。

腸の炎症が起こっているときはもちろん、便秘のときも効果があるという。
この整腸作用がりんごの最大の効能と言ってもいい。

次に、りんごには100種類以上ものポリフェノールが含まれ、ポリフェノールには活性酸素を抑える抗酸化作用があり、老化防止につながる。

コレステロールを下げる効果があるとも言われている。

またりんごは、リンゴ酸やクエン酸も含んでいるので、疲労回復効果もあり、リンゴ酸には肌あれを防ぐ効果もある。

沢山の効能があるりんごだから、りんごを食べて、毎日調子よく過ごすことが出来そうですね。


また、セザンヌはりんごにまつわるエピソードが多い画家で、生涯で制作した200点の静物画のうち、60点以上の作品にりんごを描いたほか…
りんごひとつでパリを驚かせたいと口にしていたという。

また、少年時代にいじめられていた小説家ゾラを助け、そのお礼にゾラから籠いっぱいのりんごを贈られるという心あたたまるエピソードもある。
セザンヌが名声を得るきっかけとなった1895年に開催された個展では、美術批評家のタデ・ナタンソンに…りんごの画家と称賛された。

その称賛の中で、セザンヌが描くりんごは美味しそうで食べたくなるようなものではなく、心を奪われるようなかたちと色彩を持った美しいりんごだと評された。

セザンヌはりんごを描くとき、じっと見つめるのはもちろん、触れて肌触りや重みを確かめ、香りを嗅ぎ、食べて味わい、その音に耳を澄ませ……
五感でりんごを感じ、匂いが見えるとさえ言ったという。

到底、私は、その域に達する事など不可能だ。