【No206 スイフヨウ(酔芙蓉)】
　花の色が変わる繋がりで、一日のうちに色が変わるスイフヨウ。
　フヨウの園芸種です。名前は酔う芙蓉、花色がお酒に🍶酔うように白から赤く変わっていくことから名付けられました。水芙蓉は蓮で、別の花になります。
　色が変わるのはアントシアニンの合成。日が当たるにつれてアントシアニンを合成する酵素が増えて、蓄積されていきます。この日はそれほど気温が高くはなかったので、おちょうし一本くらいの酔いでしょうか。気温が低いと色の変化が少なくなります。
　写真で午前か午後か？わかってしまうので、嘘はつけませんね。
　花言葉「心変わり」は、時間とともに花の色が変わっていくからです。
　「繊細な美」「微妙な美しさ」は、フヨウが女性の美にたとえられてきたからでしょう。
　「しとやかな恋人」は、フヨウの気品ある様子からです。楊貴妃のホロ酔い姿にもたとえられています。「富貴」もあります。