昔息子が小学生だった頃、食育のつもりで、タンポポやヨモギやツクシなど、身近にあって食べられる雑草を、一緒に摘んで、下ごしらえして、料理して、実際に食べるってのをやってた時期がありました。

息子は元々食べる事に積極的な子で、そうして食べた中でもツクシが特に気に入ったらしく、その後も季節の度に取ってきては、自らカサを取って
「料理して〜」
と渡してきたものでした。

中学生以降は学校生活や部活が忙しくてそんな機会もなくなりましたが、息子が仕事お休みだった昨日、近所のおばちゃんが
「ツクシ生えとるな〜」
と話したのを機に思い出したらしく、ツクシスポットを教わって取ってきて、久しぶりに料理してくれと、今熱心にカサと頭を取っています。

もう時期の終盤で頭が開いてしまってますから、頭無しの茎部分だけを炒めたらほんのちょっぴりになってしまうでしょうが、下ごしらえは結構時間かかります。
私にしてみればそんな手間暇かけてまで食べたいと思う味なのか疑問ですが、息子は子供の頃に食べた味を覚えていて、美味しかったのだそうな。
しょうがない、炒めますかね〜。