4時頃からグァグアガガガーーと除雪車の
音で目が覚めた。通学路が近くにあるので
この音で雪の積もり具合の予測が出来る。

この辺では、15㎝以上積もると除雪業者が
出動します。


この綺麗な花は、
カットに来られた70代の女性が、
ボケ防止に旦那様と一緒に作った折り紙の花。

お店かどっかに飾ってみてと頂いた。
沢山の色が丁寧に織り込まれていますね。


昨日は、ちょっとしたハプニングがあった。 僕と妻が昼ごはん食べ終わりお店でまったり。
そうしたら駐車場の方から車のタイヤの空回りする音が聞こえる。

キューン キュルキュルルルルー…
歩道と車道を隔ててる縁石に乗り上げて、
車の腹が雪と縁石によってタイヤが浮いて
亀の子状態。…キュルキュルルルル…

何度もエンジンをふかすが全く動けない。
旦那様が車から降り、前から後ろから押すがキュルキュルキュルキュルルルル…

駐車場の入り口は塞がれて無いし、旦那様が携帯でどっかに連絡してたので、その内
誰かが救助に来るだろう！と考えて、
僕の妻に、大丈夫だぁ〜誰かに電話してっからその内 助けに来んべ！ほっとくべ。


って、妻は長靴を履いてる。
ぇ！助けに行くみたい。…雪ボッサボサやん。と、僕は躊躇した。

あんなん、いつ助けに来るかわかんないから、押しに行くべ！っと妻が。…

大丈夫ですか？と声を掛け、タイヤが雪に埋まり、スコップで掘ったらやはり宙に浮いてる。。。
完璧に、ハマってる。僕と妻とその旦那様で前から押してみたが、うんともすんとも言わない。 次に、軽カーを持ち上げて後ろに押してみよう！と、妻が言った。…

横で、3人じゃ無理だって。。。
いちにのさーーん！ 虚しい、掛け声だけがボッサボサ降り続ける雪に消されてる。

こりゃ、3人の力では手も足も出ない。
旦那様が、どうもすみません、今親類に電話して人数呼んだからもう少し待ってみますと言ってくれた。もし手が足りない時は、そこの床屋なんで言いに来て下さいねと一言。

10分経っただろうか、6〜7人の人が助けに来て、軽カーを持ち上げて救助終了。

そのハマった夫婦がわざわざ店まで来て
お礼を言って帰って行きました。

その晩お風呂で妻のその早い行動を思い返したら、前にもこんな事があった。
菜の花畑を見に行った時に混んでる駐車場から、送迎のバスに乗り込んだ時に、我々の前の席に居た老夫婦。到着したら、奥様の方が杖をついてヨタヨタ降りようとしてた。その夫はスタスタと降りてしまって、奥様はヨタヨタしながらも、後ろの人を気にしてる。その時、僕の妻が
その奥様に手を添えて、ゆっくりで良いので私と降りましょうと言って、手を握り
歩調を合わせてバスを降りた。

僕はその光景を見て、へぇ〜〜中々やるじゃん！と ちょっぴり嬉しかったのを思い出しました。

今回もそうだが、その状況を見てすぐに行動をするのには、改めてビックリしました。し、そんな妻を誇らしくも思った1日でした。