warning
error
success
information
ログイン
タイムライン
マイアルバム
アカウント設定
注文履歴
ログアウト
カテゴリから探す
観葉植物
多肉植物・サボテン
ガーデニング
花
家庭菜園
ハーブ
植物の栄養・効能
植物の病気・害虫
植物の種類・品種
雑草
野草・山草
読みもの
植物図鑑
買いもの
投稿
投稿一覧
みどりのまとめ一覧
植物SNS GreenSnap
チガヤ,チガヤ,山野草の投稿画像
舞姫さんのチガヤ,チガヤ,山野草の投稿画像
チガヤ
チガヤ
いいね
0人
がいいね!
シェア
ツイート
投稿の削除
この投稿を削除しますか?
いいえ
はい
舞姫
2025/06/28
チガヤ(茅萱・千茅)
イネ科 チガヤ属
(4)5~6(7)月 30~80cm 在来種(or帰化種) 多年草
風媒花 自家不和合性 雄性先熟
😉
いざチガヤを目の前にすると、ふわっふわの穂にしか目がいきませんでした🤣
「稈に毛が有るか無いか、今度見てみよう♡」と思っていたはずなのに…
また先延ばしです🥹
💡
青森県ではケナシチガヤのみ分布しているようですので、画像はケナシチガヤかも✨
💡
もし、秋に咲いているものがあったら、ケナシチガヤとフシゲチガヤの雑種の可能性♡
――――――――――――――――――――――――――――
_φ(・_・
以前、稈の節部や葉鞘に毛が有るか無いかで、チガヤ(フシゲチガヤ)とケナシチガヤに区分されることに触れました
(普通に広義にチガヤと呼んでいる)
その後少し調べたところ、北海道•青森県にはケナシチガヤのみが分布し、秋田県や岩手県では両方が分布するもののケナシチガヤの方が優占しているということでした
―雑種―
チガヤ(フシゲチガヤ)とケナシチガヤは多くの地域で花期が重ならないため雑種は形成されませんが、東北北部では花期が重なることにより広い交雑帯が形成され、それらの地域ではチガヤ(フシゲチガヤ)とケナシチガヤの中間的な形態の個体が多く見られるそうです(青森県、秋田県、岩手県、(山形県))
※
そもそも東北北部では、チガヤ(フシゲチガヤ)は生育が認められないか、あるいは生育密度が低いとされています
青森県においては、ケナシチガヤのみ分布するとされているのに雑種があるの?と感じましたが、人的要因(根茎が入り混じった土壌の移動など∶張芝、庭園木、街路樹等)によりチガヤ(フシゲチガヤ)が移入され、自生のケナシチガヤと雑種を形成した可能性があるということです
――――――――――――――――――――――――――――
山形県(中部以北)でも雑種が広く分布
(雑種の母親はフシゲチガヤ)
青森県、秋田県、岩手県では雑種の母親がケナシチガヤであるものがほとんどだったが(ケナシチガヤが優占しているため)、生育が認められないあるいは生育密度が低いはずのフシゲチガヤが母親であるものが見つかっている
雑種の一部は両親よりも高い適応度をもつそうだ
(親がどちらかによって差があるのだろうか?🙄)
青森県(に限らないと思うが)では雑種の分布域は広がってきているらしい
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☕️
と、ここまでは東北北部ではフシゲチガヤとケナシチガヤの雑種が存在するということと、北海道・青森県にはフシゲチガヤは分布していないという内容😅エッ
(実際は東北地方以外にも雑種は確認されているが、東北地方で見られるような群落は形成されていないそうです)
_φ(・_・
東北地方で見られる雑種集団はF1雑種のみの集団であることが分かっている
F1雑種の開花は秋(9~11月)であり、フシゲチガヤ・ケナシチガヤと半年近く開花期が異なるのだそうだ
この開花期の大きなずれのため、戻し交雑は起こらない
さらにF1雑種が生産した種子(結実率はかなり低い※)は稔性があるものの、種子散布期が冬季にあたり、野外の低温で発芽が抑制され種子は死亡していると考えられている
※結実率の低さはF1雑種の集団内のクローン多様性が低いことが関係していると考えられるが、それだけが生育地での結実を制限する要因ではない可能性も示唆されている👀
種子繁殖が制限される一方、フシゲチガヤ・ケナシチガヤ同様にF1雑種も栄養繁殖によりその集団を維持できることから、F1雑種のみで止まっていると考えられている
当地方で秋に咲くチガヤがあったら、それは雑種かもね(ʘᴗʘ✿)
この投稿はコメントがオフになっています。
GreenSnapのおすすめ機能紹介!
【無料で利用できる】写真を撮るだけ!アプリが植物・花の名前を教えてくれる『教えて!カメラ』のご紹介!
開催中のフォトコンテスト
コンテスト一覧
舞姫
自由に歩ける機会が減っておりますが、この先もゆる~くマイペースでいきたいと思います😊 いつも見て下さりありがとうございます😊感謝✨ 2021/3/26初投稿 所謂フォロー返しは致しません。 いいね を連打されるのは好みません。
キーワード
山野草
野草
自家不和合性
雄性先熟
風媒花
世界の侵略的外来種ワースト100
栄養繁殖
植物
チガヤ
チガヤ
イネ科 チガヤ属
(4)5~6(7)月 30~80cm 在来種(or帰化種) 多年草
風媒花 自家不和合性 雄性先熟
😉
いざチガヤを目の前にすると、ふわっふわの穂にしか目がいきませんでした🤣
「稈に毛が有るか無いか、今度見てみよう♡」と思っていたはずなのに…
また先延ばしです🥹
💡
青森県ではケナシチガヤのみ分布しているようですので、画像はケナシチガヤかも✨
💡
もし、秋に咲いているものがあったら、ケナシチガヤとフシゲチガヤの雑種の可能性♡
――――――――――――――――――――――――――――
_φ(・_・
以前、稈の節部や葉鞘に毛が有るか無いかで、チガヤ(フシゲチガヤ)とケナシチガヤに区分されることに触れました
(普通に広義にチガヤと呼んでいる)
その後少し調べたところ、北海道•青森県にはケナシチガヤのみが分布し、秋田県や岩手県では両方が分布するもののケナシチガヤの方が優占しているということでした
―雑種―
チガヤ(フシゲチガヤ)とケナシチガヤは多くの地域で花期が重ならないため雑種は形成されませんが、東北北部では花期が重なることにより広い交雑帯が形成され、それらの地域ではチガヤ(フシゲチガヤ)とケナシチガヤの中間的な形態の個体が多く見られるそうです(青森県、秋田県、岩手県、(山形県))
※
そもそも東北北部では、チガヤ(フシゲチガヤ)は生育が認められないか、あるいは生育密度が低いとされています
青森県においては、ケナシチガヤのみ分布するとされているのに雑種があるの?と感じましたが、人的要因(根茎が入り混じった土壌の移動など∶張芝、庭園木、街路樹等)によりチガヤ(フシゲチガヤ)が移入され、自生のケナシチガヤと雑種を形成した可能性があるということです
――――――――――――――――――――――――――――
山形県(中部以北)でも雑種が広く分布
(雑種の母親はフシゲチガヤ)
青森県、秋田県、岩手県では雑種の母親がケナシチガヤであるものがほとんどだったが(ケナシチガヤが優占しているため)、生育が認められないあるいは生育密度が低いはずのフシゲチガヤが母親であるものが見つかっている
雑種の一部は両親よりも高い適応度をもつそうだ
(親がどちらかによって差があるのだろうか?🙄)
青森県(に限らないと思うが)では雑種の分布域は広がってきているらしい
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☕️
と、ここまでは東北北部ではフシゲチガヤとケナシチガヤの雑種が存在するということと、北海道・青森県にはフシゲチガヤは分布していないという内容😅エッ
(実際は東北地方以外にも雑種は確認されているが、東北地方で見られるような群落は形成されていないそうです)
_φ(・_・
東北地方で見られる雑種集団はF1雑種のみの集団であることが分かっている
F1雑種の開花は秋(9~11月)であり、フシゲチガヤ・ケナシチガヤと半年近く開花期が異なるのだそうだ
この開花期の大きなずれのため、戻し交雑は起こらない
さらにF1雑種が生産した種子(結実率はかなり低い※)は稔性があるものの、種子散布期が冬季にあたり、野外の低温で発芽が抑制され種子は死亡していると考えられている
※結実率の低さはF1雑種の集団内のクローン多様性が低いことが関係していると考えられるが、それだけが生育地での結実を制限する要因ではない可能性も示唆されている👀
種子繁殖が制限される一方、フシゲチガヤ・ケナシチガヤ同様にF1雑種も栄養繁殖によりその集団を維持できることから、F1雑種のみで止まっていると考えられている
当地方で秋に咲くチガヤがあったら、それは雑種かもね(ʘᴗʘ✿)