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自家不和合性の一覧

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舞姫
ワルナスビ(悪茄子)  ナス科 ナス属  5~8月 20~90cm 帰化種 多年草 根茎を長く伸ばして広がる ⚠有毒植物⚠ 全草にソラニンなどの毒性アルカロイドを含み、特に果実に高濃度で含まれる (ソラニン∶ジャガイモの芽に含まれるやつ) 葉は互生 長さ8~15cm、幅4~8cmの長楕円形で、縁には波状の大きな鋸歯が3~4個ある 葉柄1~3cm 茎や葉の両面に星状毛がある✧ また茎や葉の主脈上には鋭い刺がある 花径2~3cm 茎の途中からでる太い枝の先に6~10個、集散状につく 花冠は淡紫色または白色で、先が浅く5裂して星形~五角形を呈する  雄しべ5個∶葯の先端に穴があき花粉を散らす        (孔開葯)  雌しべ1個∶柱頭緑色 果実(液果)は直径約15mmで黄色く熟す☠️タベルナキケン ――――――――――――――――――――――――――― 花は異型花柱性で、雌しべが葯から突き出る「長花柱花」と、雄しべよりも短くなる「短花柱花」がある 画像1枚目では長花柱花、2枚目では長花柱花と短花柱花(中途半端に短いが…)が同じ花序内に、3枚目では短花柱花が写っていると思う 検索先で見る短花柱花の雌しべは本当に短くて未発達な印象でした 画像内の短い雌しべは、確かに短いけれども、短いだけでそれが何か?とでも言いたげな雰囲気というか(笑) 長花柱花の雌しべと太さはさほど変わらない感じに見えたんですよね 結局のところ-両性花と雄花-くらいの感覚でいいのでしょうか…?🙄 実際、異型花柱性を示す同一個体内において、長花柱花は雌花的(受粉するという意味で)な役割を、短花柱花は雄花的な役割を担っているそうなのです これには特定のハナバチ類が深く関わっていて、ナス属の多くにみられる「振動送粉」と関係しています その特定のハナバチ類がいる環境かどうかが異型花柱性を示すかどうかの鍵となっている可能性があるようです🫩 しかも蜜を産出しな…∞№∈&®©¡£÷✡www〜💣️ ※ ワルナスビは自家不和合性ですが、開花後数日以内に他家受粉できなかった場合、自己花粉でも受粉できるようになるのだそうです(遅延自殖) 😴     誤って理解している可能性がありますので、ここまで読まれた方は逆にご注意下さい⚠👋
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舞姫
チガヤ(茅萱・千茅)  イネ科 チガヤ属  (4)5~6(7)月 30~80cm 在来種(or帰化種) 多年草  風媒花 自家不和合性 雄性先熟 😉 いざチガヤを目の前にすると、ふわっふわの穂にしか目がいきませんでした🤣 「稈に毛が有るか無いか、今度見てみよう♡」と思っていたはずなのに… また先延ばしです🥹 💡 青森県ではケナシチガヤのみ分布しているようですので、画像はケナシチガヤかも✨ 💡 もし、秋に咲いているものがあったら、ケナシチガヤとフシゲチガヤの雑種の可能性♡ ―――――――――――――――――――――――――――― _φ(・_・ 以前、稈の節部や葉鞘に毛が有るか無いかで、チガヤ(フシゲチガヤ)とケナシチガヤに区分されることに触れました (普通に広義にチガヤと呼んでいる) その後少し調べたところ、北海道•青森県にはケナシチガヤのみが分布し、秋田県や岩手県では両方が分布するもののケナシチガヤの方が優占しているということでした ―雑種― チガヤ(フシゲチガヤ)とケナシチガヤは多くの地域で花期が重ならないため雑種は形成されませんが、東北北部では花期が重なることにより広い交雑帯が形成され、それらの地域ではチガヤ(フシゲチガヤ)とケナシチガヤの中間的な形態の個体が多く見られるそうです(青森県、秋田県、岩手県、(山形県)) ※ そもそも東北北部では、チガヤ(フシゲチガヤ)は生育が認められないか、あるいは生育密度が低いとされています 青森県においては、ケナシチガヤのみ分布するとされているのに雑種があるの?と感じましたが、人的要因(根茎が入り混じった土壌の移動など∶張芝、庭園木、街路樹等)によりチガヤ(フシゲチガヤ)が移入され、自生のケナシチガヤと雑種を形成した可能性があるということです ―――――――――――――――――――――――――――― 山形県(中部以北)でも雑種が広く分布 (雑種の母親はフシゲチガヤ) 青森県、秋田県、岩手県では雑種の母親がケナシチガヤであるものがほとんどだったが(ケナシチガヤが優占しているため)、生育が認められないあるいは生育密度が低いはずのフシゲチガヤが母親であるものが見つかっている 雑種の一部は両親よりも高い適応度をもつそうだ (親がどちらかによって差があるのだろうか?🙄) 青森県(に限らないと思うが)では雑種の分布域は広がってきているらしい ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ☕️ と、ここまでは東北北部ではフシゲチガヤとケナシチガヤの雑種が存在するということと、北海道・青森県にはフシゲチガヤは分布していないという内容😅エッ (実際は東北地方以外にも雑種は確認されているが、東北地方で見られるような群落は形成されていないそうです) _φ(・_・ 東北地方で見られる雑種集団はF1雑種のみの集団であることが分かっている F1雑種の開花は秋(9~11月)であり、フシゲチガヤ・ケナシチガヤと半年近く開花期が異なるのだそうだ この開花期の大きなずれのため、戻し交雑は起こらない さらにF1雑種が生産した種子(結実率はかなり低い※)は稔性があるものの、種子散布期が冬季にあたり、野外の低温で発芽が抑制され種子は死亡していると考えられている ※結実率の低さはF1雑種の集団内のクローン多様性が低いことが関係していると考えられるが、それだけが生育地での結実を制限する要因ではない可能性も示唆されている👀 種子繁殖が制限される一方、フシゲチガヤ・ケナシチガヤ同様にF1雑種も栄養繁殖によりその集団を維持できることから、F1雑種のみで止まっていると考えられている 当地方で秋に咲くチガヤがあったら、それは雑種かもね(⁠ʘ⁠ᴗ⁠ʘ⁠✿⁠)
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