🌸ゲウムリバレ🌸

ゲウム・リバレは、ゲウムの中でも矮性の品種です。一般的なゲウムの花の形とは違い、うつむくように咲く花の形から風鈴ダイコンソウの別名もあります。

ゲウム・リバレの花色はアプリコット色や白があり、ガクが赤みをおびたチョコレート色をしていて、花びらよりガクの方が目立ちます。小さくて素朴な花は、和風、洋風の庭のどちらにもなじみ、目立つ花ではありませんが雰囲気のある宿根草です。

春から初夏にかけて、
地際に密生する半常緑の葉から
細い紫褐色の花茎を立ち上げ、
紫褐色のガクにサーモンピンクの花弁が渋美しい、
風鈴状のうつむき花をたくさん咲かせる
魅惑的なゲウムの原種です。

うつむいて咲く花の風情や
紫褐色×サーモンピンクの渋い花色は
山野草的な雰囲気もあり、
和洋どちらの植栽にも
とてもよくなじみます。

はかなげな山野草的な雰囲気をもちつつも
性質はとても丈夫で
芽数を増やしながらこんもりとした
コロニーを形成していきます。

乙庭では、銅葉のゲラニウム　エリザベス・アンと
本種　ゲウム　リバレを
黒紫赤色のバラ、ザ・プリンスの根元に植えています。

ゲラニウムやリシマキア　ボジョレー、
メギ　ハーレクインなどなど、春の渋色の野的葉モノ全般に非常によく合います。
こういう渋カッコいい植物がさりげなく植えてある庭って、庭主の深い植物観を感じさせますよね。
インターネット参照

🍀この渋い色合いがとて
もオシャレです。