かなりショッキングな画像を連発します。
今年サラセニアをお迎えした方も多いと思います。綺麗で見事な栽培品の投稿は沢山ありますが、今回は病気になったサラセニアを投稿します。お手持ちのサラセニアに似たような症状が出た時の参考になれば幸いです。
左上から。これはアザミウマという汁を吸う害虫の仕業です。アブラムシやハダニも似たような症状が出ます。栽培環境に問題があるのですがそれはどうにもならないので薬剤を使います。わたしはベニカxファインスプレー、モスピラン、アルバリンを併用しています。同じ薬剤を使い続けると耐性が出るので避けます。
左下は立ち枯れ病です。これは最悪です。突然筒が水気が抜けたように萎びてきます。バルブに腐りが入っていますので大株だとバルブを割って茶色く腐った部分を取り除けば助かる可能性はありますが、子株だとアウトです。感染することもあるので直ちに隔離します。植え替えの時に菌が入ったことが一番の原因ですが植え替えしてない奴もかかることがあります。これも薬剤を使って予防していて、私はゲッターやベンレートを使っています。
右上はウィルスです。筒が捩れたりモザイク模様が入っています。まともな筒もありますがこれは夏に出たものです。暑いとウィルスの活性が落ちてまともな筒が出て、春や秋になるとまた捩れます。これは治療法がありません。感染もするので隔離し種を取ったら廃棄するのが得策です。でもこれはアラタの八重で花粉が出ないので泣く泣く隔離栽培を続けます。
みぎしたは筒の半ばから枯れて来てます。これは病気ではありません。食べ過ぎです。
病気になった私の栽培品が参考になれば幸いです。