東京大空襲から79年です。
毎年この時期には、空襲に関する本を図書館で探して読むことにしています。
今年はゆまに書房から出ている『大人になるまでに読みたい15歳のエッセイ③ まぶたにのこる』です。
第二次世界大戦だけではなく、関東大震災や東日本大震災などの、社会を激変させた出来事について書かれたエッセイを集めたエッセイ集です。

空襲で親族が死んだこととか、自分が生きる時代におきた大震災について、日常的に考えるというわけにはいきませんが、定期的に振り返る機会を作るのは必要なことだと思います。

1945年の東京は1月から毎月大空襲レベルの空襲に襲われて、最も犠牲者の多かった3月10日の大空襲で下町が壊滅し、翌4月の空襲で山の手も壊滅的被害を受け、東京全体が焼け野原になりました。
私は親族が東京大空襲で亡くなったので、自然とこの空襲を一番重視するようになりましたが、戦争中は他にも各地方でたくさんの空襲がありました。

今住んでいるのも空襲でかなりの被害を受けて、空襲の記憶の継承に力を入れている場所です。ここに住むようになり、空襲の話を以前よりも積極的に読んだり聞いたりするようになって、それぞれの心に刻まれている空襲は共通点も多いけれどすべてが個別の体験だということに初めて気づきました。

戦争体験というのは、どんなに知ろうとしても知り尽くせません。

写真のサボテンは冬にダイソーで買ったサボテンです。冬の間は室内に入れていましたが、しばらく前からベランダに出しています。

サボテンは水やりがわからなくて、以前に最高に可愛いサボテンを2つ駄目にしてしまったのですが、今度はちゃんと育てたいです。
でも、水やりの時にサボテンに水をかけていいのかどうかもよくわかっていません。雨に濡れる場所はまずそうだというのは、2つ駄目にして学びました。