今日のお花【ポインセチア】

ポインセチアは、トウダイグサ科トウダイグサ属の常緑性低木で、学術上の標準和名はショウジョウボクです。別名「クリスマスフラワー」とも呼ばれ、クリスマスシーズンを華やかに彩る冬の定番植物として人気があります。
ポインセチアは、4月から10月の生育期を経て、10月から3月まで赤やピンクなどに色づく姿を楽しめます。特に12月に綺麗な色どりになるので、クリスマスムードを高めることもあり、人気があります。
ポインセチアはメキシコを中心とした中央アメリカ原産の植物で、暑さや乾燥に比較的強い反面、寒さや過湿に弱い植物です。冬は屋内で管理する必要があり、日当たりのよい、気温15〜25度の環境が適しています。また、過湿環境では根腐れなどを起こしやすいため、やや乾燥気味に育てるのがコツです。

ポインセチアの赤い部分は花ではなく、花を守るための苞（ほう）という葉が変化した部分です。苞が赤い理由は、受粉を助けるためです。ポインセチアは花が小さいため、苞を赤くすることで虫を呼び寄せます。