バラ科　シロヤマブキ属
日本　朝鮮　中国に自生する
日本では中国地方　瀬戸内海の山地
(石灰岩地)　兵庫県　福井県など
限られた地域に自然自生する
注)　自生種として国の絶滅危惧種
IB類とされている　落葉性低木

挿し木　実生が容易であり
庭木として　全国に流通
シロヤマブキ属に分類されるのは
本種のみの　一属一種の花木
なお　ヤマブキに似ているから
ヤマブキとつくが別種とされる

花弁の数　葉のつきかた
秋に４つの黒い実をつける等
ヤマブキとは異なる特徴あり
枝は分枝し茂り
耐寒性　耐暑性さらに
ある程度の耐陰性に優れるが
極度の乾燥は好まない

時期に違わず咲いてます。
シロヤマブキの花
派手さはない　楚々とした
品のよさ　野趣味があり
日本の美意識を感じるお花です。

かつて若かりしころ
今は亡き父に頼み
実家の庭に植えてもらいました。
もっとも　頼んだのは
ヤエヤマブキなのですが…

ヤマブキは花を見て買えと
いわれます。
プロでさえ　その見分けは
困難だそうです。
一重か八重か　はたまた
シロバナヤマブキか
そうそう　シロヤマブキと
シロバナヤマブキは
別種ですね。

とんだ間違いで実家にきた
シロヤマブキは
同時に植えた芍薬や牡丹
木蓮やライラックといった植物
が枯れてしまっても
今なお咲いています。

画像は実家ではありませんが
株元にイブキジャコウソウが
咲いています。
なるほど　夏場の乾燥や暑さから
守るためでしょうか。
考えられていますね。

昨日の雨はおさまり
今日は晴天　
気温も高すぎることなく
この時期らしい爽やかさ
そんな季節に似合いの花です。
今日１日　お疲れ様でした。