うちのネモフィラは垂れて咲くということを何度かお伝えしてきた。言葉だけでは説明が足りないので、2014 年の 4 月 12 日の大鉢と名付けた鉢で咲くネモフィラの写真を貼っておく。

ナントカ海浜公園のネモフィラはキリリと咲いているのに対し、うちのネモフィラは「最近どうよ」と答えようがいくつもあるくせに洒落た言葉が見当たらず「まぁボチボチ、やってます」と答えたくなるような風情で咲くのある。ここいらへん、ニュアンスだけ汲み取ってもらえれば幸いだ。

垂れる、つまり徒長する原因については、水や栄養のやりすぎ、日照不足などがあることを学んだが、優柔不断な性格のせいで実践することはできずにいる。だから、今年も垂れた。

だが、もう一つ原因があることに昨日、気づいた。どう考えても几帳面とは言えぬ性格のベランダ主は時々、水やりを忘れることがある。知らぬ間に 50 を越えた鉢の一つに水をやり忘れるのだ。すると、植物たちはグッタリする。もうしらんけんねぇ、などとどこかの方言を語りだす。昔は慌てたものだが、最近は慣れたもので、わりぃわりぃ、などとつぶやき、そのだらしない姿を写真に撮ったりするのだ。

どないしてくれんのや、とまた異なる地方の方言で惨状を訴える植物たちであるが、一日ぐらいなら復活する。ただ、ネモフィラの場合、再びキリリと咲くことはなく「最近どうよ」的な垂れた状態になるのだ。

ペットは飼い主に似るという。ベランダの植物たちもベランダ主に似ているのだろうか。