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ほむら
2021/11/05
その社には「窓」と呼ばれるものがあった。
精緻な模様が彫り込まれた荘厳な木の枠に玻璃の嵌め込まれたーー大きさ的には初夏に神社などの入り口に置かれる茅の輪くぐりの茅の輪位でーーぱっと見やたらと大きな鏡のような其れが「窓」と呼ばれているのである。
ならば鏡と呼べばよいではないかと思うだろうが、その玻璃の部分は何も映さず・・・そう、鏡のようにというだけでなくただのガラスであってもいくらかは映す風景を一切映さない。正真の玻璃ですらないのだろう。
ぼんやりと明るい「窓」は中で光を乱反射しているようだ。だがやはり中に何があるのかはっきりと見てとれない。見ようによっては得体のしれない世界がそこにあるようにも見えるのだ。
昔からこの集落ではこの「窓」が荒んだり壊れてしまった人の心を治してくれると崇められていた。
その日その「窓」の前に一人の小太りの男がやって来た。隣にはやつれ、光のない目をした女性。男はその女性の上腕を跡が付きそうなほど力を込めて掴んでいた。男は女性を「窓」の前にぐいと突き出した。そしてその何も映さない「窓」をうっかり覗き込んだ途端声にならない悲鳴をあげ始めた。その男がである。
単語は切り刻まれ意味を成さない言葉が男の口からただただ流れ続けた。
その時横の女性がかすかに口の端を歪めて笑った。そして自分の上腕を掴んていた男の指を一本一本丁寧に外し、どこかに隠し持っていた何かの器具で男の鼻毛を毟った。
むしった鼻毛を男の頭上にハラハラと撒き散らし満足したのか女性は何かを抱きしめるかのように両手を前につき出すとそのままゆっくりと「窓」に入っていった。
硬そうに見えた「窓」は水面のようにさざめいたがそれだけだった。やがて女性の姿はすっかり「窓」の中に消えてしまった。
その後男がどうなったか 誰も知らない
ホラー風味だよ!
さいばいまん
2021/11/05
旦那の鼻毛毟る話ですやん!!
(๑´ㅂ`๑)笑笑
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黒兎
2021/11/05
鼻毛のインパクトがッ🤣
でも文才あるわぁ。引き込まれました✨
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ほむら
2021/11/05
@さいばいまん
さん
怒りに任せた女が静かにダンナの鼻毛を抜く、妄想というより願望を文字にした感じです。
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2
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ほむら
2021/11/05
@黒兎
さん
鼻毛ならどんなに抜いても人にはバレませんから虐待してるのがバレません!
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0
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黒兎
2021/11/05
なるほど、深い… 🤣🤣🤣🤣🤣
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1
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さいばいまん
2021/11/05
@ほむら
さん
才能が素晴らしい✨
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1
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ほむら
2021/11/05
@黒兎
さん
深くなーい www
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1
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ほむら
2021/11/05
@さいばいまん
さん
ムダ遣いしてこそ華・・・!
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2
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ほむら
深淵を覗く時 深淵もまたこちらを見ているのだ さあ、みなさん窓をのぞきましょう
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ならば鏡と呼べばよいではないかと思うだろうが、その玻璃の部分は何も映さず・・・そう、鏡のようにというだけでなくただのガラスであってもいくらかは映す風景を一切映さない。正真の玻璃ですらないのだろう。
ぼんやりと明るい「窓」は中で光を乱反射しているようだ。だがやはり中に何があるのかはっきりと見てとれない。見ようによっては得体のしれない世界がそこにあるようにも見えるのだ。
昔からこの集落ではこの「窓」が荒んだり壊れてしまった人の心を治してくれると崇められていた。
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むしった鼻毛を男の頭上にハラハラと撒き散らし満足したのか女性は何かを抱きしめるかのように両手を前につき出すとそのままゆっくりと「窓」に入っていった。
硬そうに見えた「窓」は水面のようにさざめいたがそれだけだった。やがて女性の姿はすっかり「窓」の中に消えてしまった。
その後男がどうなったか 誰も知らない
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