関東では大雪となりましたが、ふと木々に目を向けると、春の気配も感じられます。こちらは薬師池公園でであったロウバイ (蝋梅)さん。花びらが蝋細工のように見えるので、蝋梅という名前になったようです。てっきり黄色い梅かと思っていたら、クスノキ目ロウバイ科ロウバイ属で、バラ目バラ科サクラ属のウメさんとは違う種類でした(*'ω'*)
中国の出身で江戸時代に日本に来たようです。

開花前の蕾ちゃんを収穫し乾燥させたものは「蝋梅花」という生薬となり鎮咳、解熱、鎮痛薬として用いられるようです。

いっぽう、種さんにはカリカンチンという毒素が含まれており、抑制性神経伝達物質であるGABAの放出を阻害するのだとか。中毒になると痙攣が起きるようです。

ロウバイさんは、ウメさん、スイセンさん、サザンカさんとともに「雪中四友」と呼ばれ、まだ寒くて花が少ないこの時期に、春の到来を感じさせてくれる存在となってます(*'ω'*)