デンゼルワシントンのthe little things観たい。
蒔くのはもっと暖かくなってからだが、新しく買った種も届いたのでミニトマトを終了した。粘って冬まで見届けて学びはあった。ナス科はとても丈夫なので食料として非常に重要。
土地も時間も、材料も無限にあるわけではない、限られた範囲で、生産性を上げる為に、野菜もお花もあえて茎や葉を切り捨てるという作業がある。どの部分を切るのが最適なのか、いつも迷う。
一見、一番汚い葉や雑に飛び出した部分を切って何となく見栄えを良くしたくなる。が、一番汚い葉の芯は立派で、その根元から次の葉や蕾が生まれている、という場合は多分にある。雑に飛び出した部分も、切ってしまった後に全体としてあまり成長しなくなった、という経験もよくあった。
と考えながら試行錯誤しているうちに、そもそも見栄えとは何だろう？と思うようになった。学んだことを取り入れた視野で見てみると過去に不均衡だと感じていた姿は、自然体で綺麗だと思うようになっていった。
細かい事である。
木を見て森を見ず、森を見て空を見ず、空を見て地を見ず、地を見て人を見ず、とまあ負のループとはこんな感じであるが、細かい事を見すぎてもいけない。
そして、一度切り捨てたものは二度と戻らない。
分断は悪ではない、その通りではあるが、永久にシカトされる側と一定のルールを守り仲間になれる側とで少しずつ分かれていくだけなのである。左右とか上下とか雄雌とか、そんなのはどーだっていい。

3/2/21