今年に入って色々な手法を試してみました。
1. ポリシャスの葉を描いた作品
鉢本体とリムを塗装した後、ポリシャス マルギナータの葉の形を鉛筆で下書きし、縁と葉脈を白いペンキで塗ります。
ペンキは、HCと100均で買ったミルクペイントです。
実物の葉を参考に中心の緑色の部分を塗ります。
縁の白い斑の形を整えて出来上がり。
2. 漆喰を使って表面に変化を付けた作品
100均で買った漆喰を使って見ます。
全体に漆喰を塗って、表面を木のヘラでトントン叩き、
凹凸を付けます。1日以上乾かします。
下地になる色を塗った後、丸い模様を付けたいので、
瓶などの丸い形のもので下書きします。
下書きした丸い形に合せて、何色かのペイントを塗って出来上がり。
3. 漆喰風塗料を使った作品
ミルクペイントのプラスターメディウム(漆喰風)を使います。
全体に漆喰風塗料を塗った後、ヘラでウロコ状に凹凸を付けます。
この漆喰風塗料は柔らかく形が崩れ易いので、20~30分ほど乾かした後に形を整えた方がいいです。
リムの部分もヘラで形を作ります。
半日以上乾かして、表面の凸の部分にスポンジを使って色付けします。
凹んだところに何色かの塗料を塗っていきます。
リムの部分も色の変化を付けて出来上がり。
4. ザラザラ感とヒビ割れ感を描いた作品
ザラザラ感はHCで買った塗料の中に粒が入ったザラザラベース。
ヒビ割れ感は100均で買ったクラッキングメディウム。
汚れた感じを出す100均のアンティークメディウム。
リムの部分にクラッキングメディウムを刷毛で塗ります。
小さい鉢は薄く、大きい鉢は厚く(2度塗り)塗りました。
30分ほど乾かした後、下地と違った色を塗ります。
今回は下地が緑色だったので、同色の淡い色を塗って見ました。
クラッキングメディウムを薄く塗った方はヒビ割れが細かく(上)、厚く塗った方は割れが大きくなりました(下)。
小さい鉢は本体部分にザラザラベースを塗って乾かした後、
汚れ感を出すために、アンティークメディウムをスポンジで
表面を薄っすら擦るように塗りました。
大きい鉢は、本体にザラザラベースを塗らずにアンティークメディウムをスポンジで塗りましたが、塗りが多くなってしまって汚くなりました。そこで、リムの部分と同じように、クラッキングメディウムを塗ってヒビ割れ感を出すことにしました。
5. 漆喰を使った立体感のある建物を描写
初めに、建物の写真を印刷し、建物の部分を切り取り、薄いダンボールに形を写して切り取ります。
型取りしたダンボールを鉢に隙間のないように貼り付け、漆喰を型に埋めていきます。
漆喰は、右の100均のものを初めに使います。
左のミルクペイントのプラスターメディウム(漆喰風塗料)は、後に補修用として使います。
ある程度乾いたら、ダンボールの型を外して1日以上乾かします。
乾いた後はヒビ割れや凸凹が見られます。
凸の部分は、ヤスリなどで削って、凹んだ部分は漆喰風
塗料を重ねて表面を滑らかにします。
元の写真を見ながら、絵付けをします。
ドアのところは漆喰を削って立体的にします。
リムの部分は、プラスターメディウム(漆喰風塗料)を塗ってヘラでトントン叩き表面に凹凸を付けます。
乾かした後、ペイントを塗ってもう一度乾かします。
その後、表面の凸部分を削って下地の白い塗料を出して変化を付けますが、今回は100均で購入した鍋底などの汚れ落とし(ダイヤモンド粉付)を使いました。
プラスターメディウムは、100均の漆喰と比べると柔らかいので、軽く擦ると削ることができます。
絵付けのペイントは、何色かのミルクペイントを混ぜて使いますが、100均のチューブ入りのアクリル塗料(水性)も有効です。
全体の着色を見ながら、色を調整して出来上がりです。
鉢の裏側は、転写シールを貼り付けることにしました。
写真を絵画風に加工して転写シールに印刷します。
転写シールを鉢に貼り付けます。
鉢は丸い形状ですので、中心から気泡が残らないように木のヘラなどで擦りながら密着させます。
その後、水をかけて白い台紙を剥がしますが、台紙を滑らせて取ることはできませんので、端から慎重に剥がします。
最後に、余白の部分を色付けします。
周りの色と合わせるのに、シールの上からもペイントを塗って調整するといいです。
これで完成です😊
世界遺産イタリア アルベロベッロのトゥルッリ🏡
漆喰いいですね!
私もいつか作ってみたいです💕