手間とお金のかからない自然風+αの庭を目指して2010年から始めた庭造りの記録です。
自分の命が燃え尽きた時をゴールに、長い目で、のんびり楽しもうと思っています☺️
はじめに…😊
コケの根は水分や養分を得るためではなく、地面につかまるためのものだそうです。
空気中の湿気が必要なのです。
なので風通しの良い場所だと対応出来るコケも限られてきます。
乾燥したらすぐにダメになるわけではありませんが、日当たり、湿度、水はけなどその場所にあったコケを選べばほっといても大丈夫だし、勝手に地ゴケが生えてくる場合もありますよ。
苔庭を美しく保つコツはもちろん…
雑草取りです😆
あとは庭全体の湿度が上がるように水撒きしてます。
2010年
2010年、造りたての前庭です。
ここは全て庭師さんにおねがいしました。
玄関先にはこんもりとスギゴケを貼りました。
このスギゴケは小松市日用町にある知る人ぞ知る苔の名所、苔の園さんから購入したものだそうです。
前庭の空いているところには全てスギゴケが貼ってあります。
モミジの木もまだまだ小さいです。
道路沿いの側庭も同時に造りました。
ここにもスギゴケです。
スギゴケは乾燥すると縮こまりますが、水を撒くとふわ〜っとひろがって一気にみどりになるのが見ていて気持ち良かったです。
2013年
2013年に本庭を造り始めました。
自分で出来ない石、大きい庭木、飛び石など庭の骨格だけ庭師さんに作ってもらい、まずはスギゴケを自分で貼りました。
このスギゴケは山に自生しているものを許可を得てマットのように少しずつ剥がして持ち帰って貼りました。
なので前庭のスギゴケほどこんもりとはしてませんでしたし、違うコケも少し混ざっています。
頑張りました✨
…が、さすがに庭全面に貼る事はできませんでした。
3年後の前庭、スギゴケが無くなってきてます。
午前中は日がよく当たるのでスギゴケが伸びて、しまいには枯れたように倒れてしまいました。
なので伸びたところはカットして、カットして出たカスを撒いていました。
なんとかならないかと努力しましたが、空気中の湿気が頼りのスギゴケにこの場所は向かなかったみたいです…
風通しが良いから湿気が無くてスギゴケがすっかり無くなりました。
京都の庭のようにはなりませんね…
側庭にはまだスギゴケが残っていますが余り調子はよくありません。
自分で植えた山野草も増えて賑やかになってきました。
2014年
庭師さんが他の庭を掃除した時に出た、スギゴケやハイゴケのカスが沢山入ってるゴミを譲ってもらい、コケを選別して細かく刻んで砂を混ぜてスギゴケの貼れなかった場所に撒いて、その上から目土を蒔きました。
飛び石を据えた川をイメージしたところにホームセンターで買ってきた砂利を投入してあります。
山野草も自分で植えました。
奥のオシダがいい感じです✨
前庭のスギゴケはダメになってしまったので、シャガでカバーです。
2017年
環境がハイゴケに合っていたのかコケのカスを撒いて3年後にはご覧の通りです✨
ハイゴケがスギゴケに勝って領土を広げました。
2018年
もともとリュウキュウアセビが植えてあったのですが調子が悪く見栄えが良くなかったので抜いて、かわりに道しるべを据えてもらいました。
その後ろにモッコクの木も植えてもらいました。
2019年
シロモジの木を自分で植えました。
玄関先はコケもシャガもうまくいきませんでした…
午前中は直射日光、風通しがよく家の基礎が近いため乾燥しやすい場所なのです。
植物を植えてもうまくいかない気がするので織部灯籠をチョイスして、土の部分にはハイゴケを貼ってみました。
うまくいくといいな〜😊
側庭のエアコンとエコキュートの室外機のそばは水が滴るためにゼニゴケやジャゴケの類が生えてます。
生えては取っての繰り返しでずっと戦っていましたが、コレも一興ということで楽しむことにしました。
現在、本庭はこのようになっております✨
前庭のモミジも大きくなりました。
ビカクシダがパイルダーオンする事もあります。
2022年
2022年4月、玄関先のイロハモミジが大きくなりました。剪定でなんとかサイズをキープしてきましたがそろそろ限界なのでもったいない気もしますがリニューアルを計画しています。
2022/5/12
玄関先のイロハモミジを伐採して若いチャボヒバを植えました。
少しずつ綺麗にしていく予定です。
2022年8月
豪雨にて庭が水没😭
どうしよう🤔
2023年
2023年5/30
去年植えたフランシスウィリアムスは順調に育っています。
他の場所に植えてあったビッグダディが全然育たないのでこちらに移植しました。
去年の水害でやられた前庭は少しずつ手を入れています。
苔の庭、ずっと見ていたくなります!