寒波到来の寒い日だったけれど、あちこちに春の気配も感じられた。
夏目漱石の「こころ」をオーディブルで聴きながら散策していた。
この写真を撮ったときはちょうど、Kが養家からも実家からも勘当されて、働きながら粗末な家に住み、勉強を続けていたのを見兼ねた若いころの先生が、自身も一族と縁が切れていた境遇からの同病相憐れむ感情と、Kがあやふやな信念と強い希望のために、養家を騙してもいいのだという主張に無責任に同調したことへの後ろめたさ、そして何をしてもKには敵わない彼が、はじめてKより優位に立ったという優越感が入り混じった使命感から、Kを強引に彼が世話になっていた家に連れて行ったシーンだった。
寒々とした森のなかで取り残されたように赤い烏瓜がやけに悲しく、寂しく感じた。
高校の頃は気づかなかったけれど、今こうして読み返すと、若いころのKと先生が驚くほど幼いことに驚いている。
今回聞き返して一番共感できたのは、若い日の先生が苦手意識を持っていた奥さん(後の義理の母)で、静(お嬢さん、後の「奥さん」)のことは、どういう人なのか全くわからなくなってしまった。
ハチジョウキブシの蕾
朽ち木
アオキ
椿の蕾
日本庭園周囲の梅は、木によっては満開に近かった。
梅林
椿の蕾
椿
この辺りで、若い頃の先生がKとお嬢さんの接近に焦り始めていた。
椿の蕾
木についたまま枯れた花も、懸命に生きたという感じがする。
もちろん、枯れてない花も好き。
咲き初めの蕾も。
椿林に一瞬だけ陽が射し込んだと思ったら、ヤツデが美しく照らし出された。
この写真を撮ってすぐにまた陰ってしまった。もう一回陽が出ないかなと少し待って、寒すぎたのですぐに離れた。
どうしてこの陽が椿を撮ってる時に来ない?
去年の種と今年の花芽を一緒に撮りたかった。
普通に難しくて、全然だめ(笑)
玉牡丹
台湾閣と松飾りが見える。
冬の間に咲く桜は、ほぼ咲きはじめたみたい。
この桜の名前は不明。寒桜の一種のはず。
たぶん上の桜の蕾。
薩摩寒桜
多行松のお手入れをしていた。
日本庭園の松の虚は、今は何もなくなっている。たぶん暖かくなったら、すみれが咲くはず。
椿
切り株
今の花壇の色合いがすごくかわいい。
寒さでちょっと花が傷んでいるけど、暖かくなったら綺麗に茂りはじめるんじゃないかな。
熱海桜。熱海寒桜だっけ?とにかく熱海出身の桜。
椿寒桜。来月くらいには咲き出しそう。
数種類の水仙が混ざって咲くと、すごく雰囲気がいい。
たぶん梅
梅だよね?
何かはわからないけれど、新芽の形が格好良かった。
ミツマタの蕾が膨らんできた。
たぶんトベラかな。
シークワァーサー
何かはわからないけどかわいい。
アガベエリア
大株が2つ一気に枯れたので、少し寂しげに見える。
どうしてこんなに花芽を高く伸ばすんだろう?
自生地ではそうしないと、虫や鳥に気付かれないほどの繁りようなのかな?
株元はこんなになってるんだ。
アオノリュウゼツラン