11月9日 山茶花と冬桜のシーズンが始まった。
平安時代とかは花の種類とかがすごく少なかったので、少しでも華やかで、しかも香りが良く、海外(唐)からやってきた菊は大人気だった。
18世紀のペリー来航以来、大混乱の時代を経て、独立国として列強と肩を並べていくためには、確固とした文化的な価値を持っていることを示す必要性に迫られ、海外の賓客を招き皇族や華族が親睦を深める、外交のための観菊会と観桜会が19世紀から開かれるようになる。
戦後、民主化によって権力を持つ主体が天皇ではなく国民だと定められ、新宿御苑も国民の財産として管理されることになった。
観桜会はもはや外交的意味もなければ、安倍晋三が支援者への賄賂としか思えない利用の仕方をしたということが明らかになった以上、もう開催してはいけない。
春先の桜の時期は、わざわざそんな会を開かなくても、いつも人でごった返しているし。
でもこの菊花壇展は技術的にも本当に素晴らしいので、これからも開き続けるべき。菊花壇展のパネル展を見ると、菊花壇展が国民のために開かれるという事が、当時の人々には非常に大きなことだったのがわかるのも良い。
観光客も呼べるし。
日本庭園の木の洞。
台湾閣周辺も菊の鉢で飾り付けされていた。
多行松(たぎょうしょう)
名前はわからないけど冬の桜。寒桜とかかな?
新宿御苑の日本庭園にもススキが育っている。
しばらく日本庭園あたりには来なかったので、久しぶりだと新鮮だ。
日本庭園ってこんなに広かったっけ?
十月桜
十月桜
十月桜
ヒマラヤ桜はまだ蕾。
紅葉がどんどん進んでる。
雨の日には雨の日の美しさがある。人が比較的少ないのも良い。でも、この日は菊祭り目当ての人が多かった。
ヤツデ
原っぱ
全く手が入っていないような野趣を留めながらも、実はしょっちゅうマイナーチェンジしている。
以前はシダ一色だったけど、最近はススキ科の植物がいくつか加えられた。
紅葉前のカエデ
芝生広場
芝生広場
芝生広場
ところどころ紅葉が始まっている。
カエデ
木の洞
茶ノ木
茶ノ木
茶ノ木
イチョウは黄葉中
サルビア・レウカンサ
サルビア・レウカンサ
サルビア・レウカンサ
銅葉中心の花壇には、黄色やオレンジの明るい色をいれるといいみたい。
手前のアルテルナンセラが可愛い。
前に来た時より、パープルファウンテングラスがすごく育っている。
このグラスはある程度広さがある花壇に植えると映える。
ツワブキ
椿の蕾
キミガヨラン
イイギリの実がたわわに実っている。
椿とイチョウ
イチョウ
皇帝ダリア
皇帝ダリアの花。今年は低めに仕立てられているので、花が見える。
皇帝ではない、普通の大きさのダリアの花。
子福桜
子福桜
子福桜
三分咲きくらいかな。
山茶花