大都会のシカゴは、実は豊かな自然と共存しています
今回はシカゴの古い街並みが残る地域を訪れた記録です
シカゴ ダウンタウン(中心部)
訪れるたびに関心するのが、花壇や植栽の手入れの良さ
オフィス街と飲食店が集まる地域ではちゃんとデザイン傾向が異なります
シカゴは観光地でもあるので、訪れる人々へのもてなしを感じ取れます
日陰の歩道
時間によって日向になったり日陰になったりする場所には、両方の条件に耐えられるお馴染みの夏の一年草が植えられている
ミシガン湖沿いには高層の「タワマン」などがずらりと並んでいる
中心部から湖に向かって歩くと、誰でも利用できるビーチ(ちゃんと砂浜 画像は次に)のある公園に行き着く
近所に住む家族連れなのか、水着の上にシャツを羽織って歩いてやってくる人たちも
大都会の中心部とは思えないリラックスした場所です
この日は蒸し暑かったのですが、ここで涼んで再び街へ
これがビーチ🏖️
思ったより人が少なかったのが謎
(独立記念日の翌日の金曜だった)
オフィス街の植栽
日陰なので華やかな花はないけれど、植物の組み合わせがなかなかいい感じです
オフィス街を離れて商業地に近づいていくと、植栽も賑やかに
こういう規模の花壇作りは個人宅では難しいですが、種類の合わせ方など参考になります
カフェスペースと歩道の仕切り
こういうプランターが至る所にある
地区毎にデザインを揃えているようで、角を曲がれば別のデザインが見られるのが楽しい
シカゴ オールドタウン(中心部の北)
土曜は、朝からファーマーズマーケットの行われるリンカーンパークに向かうところから始まりました
途中で小規模のファーマーズマーケットも覗いて、ひたすら歩きました
息子が住むアパートから約2マイル(3.2キロくらい)の距離です
ハーブ類はこうやって苗の状態で売られていることが多いので、都会といえど窓辺やベランダで育てる人がそれなりに多いようです
夏野菜とも言えるバジルやローズマリーは次々に売れていきます
生花も売られている
今は時期的にジニアやひまわりが多い
この辺りからは多分ゴールドコーストと呼ばれる高級住宅街の地域なのだと思う
実際に古い建物のほか、新しくても重厚な古そうに見えるつくりの建物も多い
建物の周囲の植栽もお金がかかってそうな、手入れの行き届いた場所が多いところです
これは二軒が隣り合っているデュプレックス高級版
これで一軒
多分個人宅
一軒家 アパート(賃貸)やコンド(分譲)などが混じっています
モダンな高層(といっても中心部ほどの高さはない)マンション(日本的な意味で)や小規模のホテルもちらほらあり、かつては静かな住宅街だっただろうと思われる町の移り変わりを感じました
リンカーン公園近く、シカゴヒストリーミュージアムの前にある立派な教会
この辺りに来ると道も広い
ここに至るまでに、商業地として人気を集める地区を通ってきた
高級ブランドのブティックや高級車のディーラーが軒を連ね、ウォルドルフアストリアホテルも
高級住宅街に戻ります
石造りの立派な家の玄関前
このプランターは相当大きく動かせないサイズ
プロが季節毎に植え込んでくれるのだと予想
ちょっとした庭スペースのある家も多いけれど、その場所の使い方はさまざま
画像のようにペチュニアのような一年草で埋め尽くすような植栽が多い
プロが植えたのだろうと思われる庭
園芸好きで自分でしたのかなと思える庭
放置されて何もない庭(少ないがあった 空き家なのかも)
それでも草ボウボウなんている家は一軒もないので、散歩していて楽しい
このお宅の庭は日陰
でもこの華やかさ
先日の投稿に載せたもの
一番賑やかで楽しそうだった庭
オーナーの好みなんだと想像
花壇スペースとアーン(脚付プランター)の組み合わせで美しい
このお宅は上下で持ち主が違うのでしょう
2階に上がる階段の優雅な曲線に♡
地面はグランドカバーでお手入れを楽に
季節は巨大プランターで ということなのでしょう
これもかなりの大きさでした
車道と歩道の間のスペース
公園並みにきれい
こうした町全体の美観を整える費用負担って大きいんだろうなぁとつい考えてしまいます
こういう場所には自動販売機なんて無粋なものはなく、またオフィスなどの看板も目立ちすぎないように掲げられているので、通り全体がすっきり上品な景色を作っています
もちろん多くの規制があるのでしょうけど、大切なことだと改めて思いました
ちょっとした植栽スペースの工夫
半日陰のここはベゴニアとカラディウムの組み合わせ、ボックスウッドの低いヘッジにアナベル という爽やかさ
さっそく真似したいとメモ📝
シカゴ リンカーンパーク/動物園
リンカーン公園のファーマーズマーケット
結構規模が多く大勢の人で賑わっていた
画像はオーガニック野菜を売るブース
人気らしくレジに長い列
人が多すぎて撮影は断念
リンカーン公園には無料の動物園もある
ここはその動物園入り口の広場
ピクニックしている人も多数
動物園内 爬虫類などの展示施設の入り口横
色の組み合わせが気に入りました
カシワバアジサイが壁のようになって
ハイビスカス
トロピカルなイメージのあるハイビスカスは、実は寒冷地でも平気な強さを持つ
モナルダも寒冷地向き
ミシガンのシカゴも夏へ結構暑いので、厳しい冬にも耐えて耐暑性もある植物が求められる
モナルダはこの条件にピッタリ
今はアジサイの季節なので、あらゆる場所にあらゆるアジサイが
シカゴ中心部のスカイスクレイパー群を臨む
池の周囲は遊歩道
非常に暑くなったので日陰へ退散