トミさんと籾殻燻炭作ったよっていうおはなし。
プロローグ
いつぞや、トミさんが言った。
「籾殻燻炭作りたいんだよね」
なかなか火を燃やすことができない中、
偶々ザクロを取りに行ったとき、そこの家に道具があった。
わし「やるぞ!」
トミさん「籾殻は任せろっ!」
それだけで決行。
やりたいようにやりゃあよし!
わしの座右の銘。真似していいよ!
そんなこんなで当日
7時前に家を出たトミさんが持ってきてくれた籾殻。
助手席にまで積まれていて怪しさ満載。職質されなくてよかった!
これを手っぱで山道を歩いて運ぶ。
その他荷物もあったわけで、とりあえず疲れたから旦那をこき使う。
ほどほどに頑張るって言ってたトミさんが超頑張って
全力で頑張るって言ってたわしが働かない。
ご挨拶をしたらその辺に落ちてる枯れ木を集めて
ファイヤーーーー!!!!!!
道具を被せて
籾殻ばらまいて少ししたら
燻されはじめた!
あとはじっくり全体が黒くなるまで続ける。
もうもうとしてわしらが燻されちゃうぅぅぅ!
でもこれがなかなか進まなくて暇だから
旦那とトミさんにザクロを取らせて寛ぐわし。
椅子に座って煙を眺めながら語らい合う。昭和の修学旅行のようだ。
ボーッとして時々働いて、なんと優雅な時間!
ひたすら燻し続けたのにまだこんな状態。
お昼になったのでお約束の
鹿肉シチューとシャーリーテンプル、あとは市内で人気のパン屋に7時から行って買ってきたパン。
場所を貸してくれたおばちゃんのところで働いてるスリランカ出身の人がシチューが辛くないって言ったせいでわしの辛いもの話がファイヤーしちゃう始末。
おばちゃん「辛さに味はないんでしょ?」
スリランカの人&わし「違うんだよ!辛さの中に甘味とかフルーティーとか、とにかく味が違うんだよ!」
マニアックすぎてジャマイカンレッドの種をあげる約束してきた。
おばちゃんと息子の共同作業によりできた焼き芋。紅はるか。おばちゃんちで採れたやつ。
ねっとり甘くてうまかったー♥️
午後も燻してたけどなかなか進まないので
息子と竹取りに行く。
かぐやちゃんは見つかるだろうか!
わしがギコギコしても切れないからパパにやらせる。
園芸用に竹を割るトミさん。
なかなか悪戦苦闘していたけど6㍍くらいの竹を切ったり割ったりして車に積めるサイズにした。
つーか疲れるからぼちぼち頑張るんじゃなったの?働き者過ぎてびっくりだわ。
いい感じにはなってたけどまだ完全に黒くならない。
途中から火が弱くなって燃料足したんだけど夕暮れに間に合わず一旦鎮火。
たっぷり水を撒いて煙が出なくてひんやりするまで撒いて今度は乾くまで放置。
翌日
昨日の籾殻はこんな風になっていた。
霜が降りて濡れとるのだけど燻し足りないからまた少しやってみようと
また火起こしの準備。
わし「風があるから広げとけば乾くから燻さるだろ」
という不確定情報なまま続行。
少しずつ燻されてるけどやはり濡れてるから遅いね。
お昼までの予定が買い物から帰っても全然進んでないから
わしの命令によりターボで発動。
道具があるんだから初めからターボでやりゃ良かったわ。
そんなこんなでまた夕方になり
今朝よりは焼けたかな?ってところで終わりにしてまた水をかける。
今回は燃やした材料もそのまま入れて混ぜた。
と言うのもみんな大好き小山内さんが
11月25日の配信で言っていた肥料のうち
草木灰、木炭、竹炭にはカリとマグネシウムが含まれているので
とりあえず混ぜときゃいいべ!的な感じ。
次の土曜日に回収するまでこのまま放置。
乾いても飛んでいかないようにネットをかけておく。
一応炭とか石を取り除けるように篩を置いてきた。
回収
思ったより黒くなっていたので回収。
今回はトミさんと娘ちゃん、わしの三人でガツガツ拾い上げ一部篩にかけて
トミさんちのと
うちのと
仙人様への献上品をまとめる。
来年も場所を提供してくれるそうなんで反省点をまとめると
火力と忍耐力は大事。
籾殻の入れすぎも注意。
あと暇潰しも必要。
息子がまたキウイ採ってたから暇潰しはあるな。
来年のんびりやりたい人がいたら是非ご参加下さい!
一度やったことあるけど、知ったかぶりのツレがやって、軽トラ一台分灰にしたことあるよ😅それからやってない🤣