ビカクシダ(コウモリラン)の株がなかなか出回っていないので、胞子から育てられるか実験してみました。
胞子を撒いてから前葉体出現まで
近所の園芸店にはビカクシダが入荷しないので、胞子培養に着手してみようと思い立ちました。
9月中旬、ネットでビカクシダ・リドレイの胞子を入手。
準備品として、
・胞子
・ジフィーセブン
・100均のタッパー
を揃えます。
胞子は1週間位乾燥させておくと胞子嚢から胞子が出てきて発芽しやすくなるとのことだったので、しばらく乾燥させておきました。その間に容器などの消毒をしておきます。
9月末、タッパーにジフィーセブンを入れ、熱湯を注ぎました。蓋をして密閉。数日放置です。
10月2日、そろそろ胞子が胞子嚢から出てきたかもと判断しました。熱湯消毒後密閉しておいた培養土にパラパラと撒いてみました。あらかじめ手はアルコール消毒しておきました。撒いたらすぐに蓋をして密閉。暖かい窓際に置きます。
10月17日。数日前からジフィーセブンの表面に何か黒っぽいモワモワが出てきつつあるのを確認。カビさせてしまったかと心配してましたが、本日それが緑色になってました。胞子から発芽したかもしれません。このまま様子を見ていきます。
タッパーの方は蓋で中が暗くなってしまったのか、変化はなく、発芽したのはサラダが入っていた透明容器の方でした。
追記。11月近くになってからタッパーの方も発芽し始めました。しかし、透明容器よりも緑色になっている面積は少なめです。やはり光が大切かも。