エリオクエスト 2022年福袋[竹]の中身ネタバレです。
エリオクエスト2022年 福袋とは
エリオクエストは南アフリカ原産の珍奇植物、いわゆるケープバルブを生産販売しているオンラインショップ。
まだ見ぬケープバルブとの出会いを求めて、今回初めて福袋を購入してみました。
エリオクエストの2022年の福袋ラインナップは3種類。
[松]と[竹]はケープバルブの福袋、[梅]はデビューセットとなっています。
・[松]…22,000円(44,000円相当)
・[竹]…13,000円(22,000円相当)
・[梅]…7,700円(11,000円相当)
ここでは、真ん中のランク[竹]の中身の一例を紹介します。
ちなみに
[松]は[竹]よりレアなケープバルブが6〜8鉢。
そして、今回は[松]を購入された方の中から1名だけに、ゲチリス グランディフローラ(5万円相当!)が入っているという企画も。
[梅]はケープバルブや亀甲竜、ハオルチアなどの5鉢+賢者の土(エリオクエストオリジナル培養土)が入っているとのことでした。
こちらのみどりのまとめ
自分用のメモとして残してる部分もあるので、色々と蛇足的なことも書いていますのでご了承ください。
福袋ですので中身が違う可能性があります。
あくまで中身の一例としてご覧ください。
以上を踏まえて、早速中身を見ていきましょう。
1.アルブカ コンコルディアナ
Albuca Concordiana / Type-KP
くるくるとした葉っぱが特徴の冬型の球根植物。
ケープバルブの中でも手に入りやすく育てやすい品種。
コンコルディアナ、すでに育てている品種です。
が、我が家にあるものより明らかに葉が太い。
コンコルディアナでもタイプ違いあるみたいなので、タイプの違うものだったらむしろ嬉しい。
[以下エリオクエスト販売ページより]
原産地:南アフリカ
難易度:★★やや難しい
育成型:冬型
開花期:10~2月
休眠期:6~9月
植替え:9~11月
耐寒度:3~5度
【概要】
クルクル曲がった奇妙な葉が人気です。
冬に成長期を迎える球根植物で、秋に葉が伸びてきたら水やりを開始してください。
冬型の球根植物のため、秋から翌年の春にかけて生育します。
9月ごろに葉を出し始めます。葉をクルクルにするには日によく当て風通しの場所に置きます。部屋にいれてしまうとすぐ枯れるので要注意。
【育て方】
寒い時期に生育期を迎える球根直物で秋に伸びてきたら水やりを開始します。
風通しの良い場所でしっかり日に当てないと途端に葉がだらしなくなってしまうので注意。
3〜5度くらいの寒さまで耐えることができます。
休眠期には地上部だけになります。群れを嫌うので夏は風通しの良い半日陰で水控えて管理します。
2.ラケナリア カルノーサ
Lachenalia carnosa
ラケナリア、少し気になってたやつです。
きれいなお花が咲く冬型のケープバルブ。
ラケナリアは育てたことないので、色々調べながら育てていきたいです。
小種名の carnosa は「多肉質の」という意味。
[以下エリオクエスト販売ページより]
南アフリカ原産の岩場や丘の間の砂地に生育する冬型球根植物です。
ラケナリアはスイスの植物学者ヴェルナー・ド・ラチェナルにちなんで名付けられました。
葉は卵型で2つあり、高さ25cm程度に成長します。
春にモーヴ/マゼンタ色の先端を持つ鈍い白色の無柄花を咲かせます。
3.ラケナリア アロイデス
クアドリカラー変種 / 有斑
Lachenalia aloides var. quadricolor
ラケナリア、少し気になってたやつです。
きれいなお花が咲く冬型のケープバルブ。
ラケナリアは育てたことないので、色々調べながら育てていきたいです。(2回目)
こちら、黄色いお花が咲いた状態で届きました。
小種名の aloides は「アロエ属に似た」という意味。
アロエに似てるとは言え、ラケナリア2鉢目ですね。
アロエに似てるのは、たぶん花かな。
quadricolor の quadri- は4を表す接頭語。
colorはそのまま「色」だから、4色の変種。
鮮やかな花色のことかな、たぶん。
本種、アロイデスの変種から種に昇格したと手持ちの本に記載されてました。
Lachenalia quadricolor
ラケナリア クアドリコロール
[以下エリオクエスト販売ページより]
主に南アフリカの南西ケープの花崗岩の丘陵部に分布する球根植物です。
花が3色のグラデーションになるのが特徴で、先端は深い紫色のマゼンタ色をしています。ラケナリアの中では開花時期が2月上旬と早めです。
4.ラケナリア オーキオイデス
グラウキナ変種
Lachenalia orchioides var. glaucina
ラケナリア、少し気になってたやつです。
きれいなお花が咲く冬型のケープバルブ。
ラケナリアは育てたことないので、色々調べながら育てていきたいです。(3回目)
小種名の orchioides は「ラン属に似た」という意味。
ランに似てるとは言え、ラケナリア3鉢目ですね。
春に淡い青色の花が咲くらしいラケナリア。
開花写真みた限りではすごくきれいな青色のお花。
ラケナリアには珍しく花に香りがあるらしいです。
先に紹介したアロイデスと同じような深い緑で濃いスポットのある葉です。
5.アンドロキンビウム ロンギペス
Androcymbium longipes
属名の読み方は、アンドロシンビウムとも。
アフリカや地中海沿岸に分布するイヌサフラン科(Colchicaceae)の植物。(ユリ科との記載もあり)
コルチカム属に含む学説もある。
約40種が存在し、そのうち13種がケープフローラル地域にある。本属の種は、短い花柄に少数の直立した花をつけ、通常、緑色または花弁状の苞葉で頭部を覆われる。
ロンギペスは、カルーから東ケープまでの湿った斜面や石の多い草原に生息している。披針形の葉を持ち、緑がかった黄色の花が葉に似た苞の間に集まって咲く。
小種名の longipes は「長い柄の」という意味。
あまり情報のない品種で日本語で解説しているサイトは見当たらず。
上記の解説は海外サイトを翻訳したものと手持ちの本から抜粋したもの。
自分用のメモとして書いときます。
ちなみに福袋に入っていた中では2番目に高額らしいです。
[以下エリオクエスト販売ページより]
生育期 : 冬型
夏日照 : 日蔭
冬日照 : 日なた
夏水やり : 断水
冬水やり : 少な目
耐寒性 : 0°C程度まで
6.エリオスペルマム パラドクスム
Eriospermum paradoxum / Type-KH
和名は霧氷玉。
小種名の読み方はパラドクサムとも。
冬型の球根植物。
これ、すごく欲しくて。
福袋に入ってたらいいなあと思ってた品種です。
ご覧の通り、すごく小さいです。
でも、ふわふわしててすごくかわいいです。
きっと金額的にもこの福袋のメインはこれ。
小種名の paradoxum は「予想外の、逆説的な」という意味。
Type-KHはパラドクスムの中でも毛が密になるタイプ。
花の時期は成長期の前、8月頃。
[以下エリオクエスト販売ページより]
エリオスペルマムの中では人気の種です。この株は毛の量が多めのタイプになります。
南アフリカ共和国ケープ州に分布する球根植物。
一枚の葉が多数の毛で覆われた不明瞭な部分に深く分かれ、小さなクリスマスツリーのような外観を与える興味深い種です。
冬には長さ100mmにもなる葉が現れます。
秋には白と緑の香り高い花を咲かせます。
花は比較的大きく、甘くて強い香りがします。
春には葉が枯れ、根塊は次の季節に向けて地下で休眠します。
生育期 : 冬型
夏日照 : 日蔭
夏水やり : 断水
冬水やり : 少な目
耐寒性 : 0°C程度まで
開封してみて、まとめ。
今回の福袋、全6鉢。
・アルブカ コンコルディアナ
・ラケナリア カルノーサ
・ラケナリア アロイデス クアドリカラー変種
・ラケナリア オーキオイデス グラウキナ変種
・アンドロキンビウム ロンギペス
・エリオスペルマム パラドクスム
すべて冬型のケープバルブでした。
わたしの福袋、見事なまでにラケナリア袋。
SNSで他の方の福袋写真見たところ、わたし程偏ってる人はあまりいないようなので、このラケナリア偏りはたまたまなのでしょう。
ラケナリア以外にオーニソガラムとかマッソニアとかオキザリスとかが入ってるみたいです。
まあ、パラドクスム入ってたし、ラケナリア気になってたし
今回の福袋は偏りすぎて大当たりとは言えないかもですが
新たな植物との出会いを求めてたわたし的は変な植物(褒めてる)いっぱいで、まあ…アリです。
当方、北海道在住なのですが
1月の厳冬期にも関わらず、輸送中のダメージもなく元気な状態で届いたことも書き添えておきます。
ちなみに、こちらの福袋。
発売は1月1日〜で1月15日以降順次発送となっていました。
今年は12月の半ばくらいから楽天とYahoo!ショッピングのエリオクエストで予約開始していたようなので、来年の購入を考えている方はご参考までに。
(わたしは12月の終わり頃に予約して、1月21日に届きました。)
以上、長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回出会った植物たち、大切に育てたいと思います。
あ、植物以外にレビューで300円OFFクーポンと賢者の土(エリオクエストオリジナル培養土)の試供品も入っていましたので、一応書いときます。