世界3大美果や森のアイスクリームとも言われるチェリモヤとチェリモヤと釈迦頭の交配種であるアテモヤの花と人口受粉の様子です。
チェリモヤとアテモヤの人口受粉
アテモヤの蕾です。
チェリモヤも見分けが付かない同じ様な蕾と花です。
アテモヤもチェリモヤも品種により果実に多少の違いがありますが良く似てます。
同様に味も殆ど同じですね。
開花し始めです。
この時点で甘い独特の良い香りを放ちます。
雌雄異熟花の為雌しべが先に熟し、雄しべが熟した時点ではすでに雌しべの受粉能力がなくなっているので人口受粉のタイミングは毎日良く見ていないとできません。
しかも空気が乾燥していると受粉しないため非常に難しいですね。
人口受粉はこの状態で花びら1、2枚を無理やり剥がして行っています。
開花状態です。
知らない間に開花していたので時すでに遅し。🥲
開花状態を下から。
花粉は良い状態ですが、雌蕊は受粉しても花粉を受け付けてくれません。
花から取った花粉です。
冷蔵庫に保存し翌日の人口受粉に使います。
人口受粉した花
開きかけの花の花びらを無理やり取り去り花粉を雌しべに付けます。
今日も晴れて暑い日だったので多分受粉は失敗でしょう。
まとめ
・花は大体夕方から夜開花し、しかも湿度が高くないと受粉しないため中々結実させる事ができません。
雨降りの日であれば受粉確率が上がりますが、今日も天気が良かったので多分受粉失敗でしょう。
・毎日賭けみたいな受粉作業が1月程続きます。
たくさんなればいいですね。ここのはまだ前回のフルーツがゾンビ化してまだ下がったままになってるのもたくさんありますので剪定してあげないとですね。