鉢植えで果物を作るのも、人工受粉も初めてです。
土は市販の野菜用の土、肥料は固形肥料を使っています。
3月7日、初めて花が咲いてきました。
小さくて可愛らしいです。
3月17日、花が咲くたびに花粉の状態を確認して、人工受粉を行う日々。
人工受粉には、普通サイズの綿棒の先を指で少し引き出して捻り、先端を細くして使用しました。
虫の足を再現する感じです。
雄しべの花粉を雌しべにまんべんなく付けないと苺の形が悪くなるので、これもまた虫の動きを再現するかのようにちょこまかやりました。
蕾はたくさんできていますが、その全てが生き残るわけではないので、いくつ実ができるかはお楽しみです。
4月30日、摘花しました。
本当はもっと早くやるべき作業です。
実になりそうもない花をいつまでもぶら下げていると、行くべき所に栄養が回らないので、摘花は重要。
同じく、葉も何枚か摘葉しました。
5月2日、受粉が成功した花は、すっかり苺らしい姿になってきました。
それにしても、日照時間の多い場所に置いているとは言え、イチゴは他の植物と比べてかなりの水を必要とします。
そして、水不足でヘナヘナになっても、水をあげるとすぐに復活する強さには感動です。
土の水捌けが良すぎるので、途中から腐葉土を混ぜ込みましたが、あまり差はありませんでした。
5月15日、一番早くできた実が、ほんのりピンクがかってきたな、と思ってから3日もせずに赤くなりました。
後を追う様に成長中の実を含めると、今回の収穫は3個です。
たったの3個!?とも思いましたが、小ぶりでもまあまあ形も良く成功しただけでも良しとしておきます。
5月21日、ついに3個とも真っ赤になりました。
とても甘い香りがします。
本当は最初にできたイチゴを早く食べてしまったほうが良かったのですが(カビてきます)、あえて3個揃うまで待ちました。
この3個のイチゴで、カール君(フェレット)の7歳の誕生日を祝いました。
誕生日から2日過ぎてしまったけれど…
肝心の味は、思った以上に甘くてびっくり!
私と主人とカール君でちょうど3個。
もっと食べたくなる美味しさでしたが、やはり今回は3個でちょうど良かったということですね。
6月6日、気付けば実のなっていた反対側から、ランナーが2本勢い良く伸びていたので驚きました。
苺の収穫時にも、出てくる予兆すら無かったのに。
しかも、ランナーの先には小さな芽が。
この芽は土に付くと初根するので、別の植木鉢に土を入れ、そっと乗せておきました。
6月20日、ランナーが伸びては初根、また伸びては初根を繰り返し、あっという間に子株がズラリ。
ついに今日は皆を繋ぐランナーを切り、それぞれを独立させました。
なんだかヘソの緒を連想…
切り離す事で親株への負担が無くなったので、あとは子株が元気に成長してゆくのを見守りたいと思います。
一気に鉢が増えてベランダが窮屈になってしまったので、置き方も工夫せねば。
こちらこそ宜しくお願いします。💕