新芽というか若葉というか新葉というのか。
お散歩で出会う新しく芽吹く葉の形と色が美しいので
その方は誰なのか
お散歩しながら考えて遊んでおります(2021/5/7更新)
▼▼▼
気がついた時に
定期的に拝見しておりますが
この場所の子はフリルも無ければ
お花もありません
その様な事があるのか無いのか
一体この子は何者なのか
桜の季節に増える
公園の管理者軍団に尋ねようと思いつつ
はや2年が無駄に過ぎました。
今後もこの調子で
気が向いた時に偵察に参る所存であります
①出会い
2021.03.18(木)
美しい新芽に出会いました
名札がありません
素敵だ
芸術的なカタチだ
②似てる子をたずねる旅
2021.03.20(土)
この子はクスノキ君の名札あり
似てるような似てないような
名札無し
また街で似てる子に会ってしまった
でも何か違う気もする
色は似てるけど
この子に至っては
レッドロビンちゃんの祖先のカナメモチさんに近い気もして来た
名札有りのクスノキ君
久々の定点観察
新芽が遠い
クスノキ君の名札あり
ちょっと寄ってみたけど
確信は持てない
③さらに移動
名札ありにまた出会う
だんだんよくわからなくなってきた
というか
だんだんどうでもよくなってきた
というか
若葉は皆さん綺麗というか
再び名札ありのクスノキ君の若葉に出会う
もはや
あのカタチなのか
さっぱりわからない
色は似ているし
DNA鑑定でもしたい気もするけど
そんな事どうでも良いので
スタート地点のあのカタチと色は美しかったので
また会いに行こうと思うのであった
④その後の観察
2021.3.21(日)
今日も会いに来たよ
2021.03.22(月)
おはよう
今日は通り道のお寺で
レッドロビンでは無いカナメモチさんに会ったよ
ちょっと遠かったけど
新葉の透明感や質感が君達とは違う気がしたよ
多分だけどね
この子がそもそもクスノキ君だったら
私の節穴眼にまたハクがつくね
あと
昨夜はクスノキ君についてネット検索してみたけど
やっぱり君達の特徴に近い気がするね
もうすぐお花がつくらしいので
そこでいよいよ答えが出せそうだね
2021.03.22(月)その2
今日は葉っぱを見せてもらうね
じっくり観察させてね
2021.03.22(月)その3
もう少しアップでも見ておくね
⑤クスノキ君特定の為の特徴情報を入手
2021.03.23(火)
おはよう
今日はいいお天気だね
2021.03.23(火)その2
あれからまた
君たちの事お勉強したよ
ザッとあげてみると
⬇️
・個体によって芽出しの数日間は赤くなる
・新芽が赤い「アカグス」は古葉も赤いため、春先に木全体が赤っぽく見える
・関東ではゴールデンウィークの頃、樹下に落ち葉があふれる
・クスノキの樹皮は黄色を帯びた暗い褐色で、縦に筋が入る
・クスノキの葉は三本の葉脈が目立ち、特徴的な香りがする
・葉の基部にはダニが住む「ダニ袋」がある
⬇️
●アカグスの存在
●樹皮の縦筋
●ダニ袋/ダニ室/ダニ部屋の存在
◯クスノキのダニ室は
植食性のフシダニを閉じこめて排除する器官である可能性あり
(諸説あるようです)
◯『クスノキ ヤブニッケイ シロダモ 葉の違い』で検索
⬇️
●この間のひときわ赤い新芽の子は
アカグスだったかもしれないね
●樹皮の縦筋はもはや何度も写真に写っているね
●残るはダニ袋の確認だね
2021.03.23(火)その3
これかな
気持ち悪くて震えるね
でももう少し頑張ろう
2021.03.23(火)その4
キッショ
キモくて仕方が無いけど
完全にあるね
ダニ袋だね
2021.03.23(火)その5
念の為
新葉の方でも見てみようか
気持ち悪いけどね
大人への階段だね
2021.03.23(火)その6
ア゙ーーーーーー!
こんな幼い若葉にもいるね
キッショいね
だけど凄いね
こりゃもう
君達は完全にクスノキ君だね
君達を堂々とクスノキ君と呼べる日が来たね
とても嬉しいよ
一応解決だけど
お花の変化も楽しみだよ
⑥その後の備考
その後
クスノキ君を守る為と思われるダニ室の
アップ画像の葉の黒点が気になり
リサーチしていると
以下の残念な記事を目にしました
◇
2015年に大阪で国内初発見され、
近年、関西方面から被害が拡大している
中国原産のカメムシ、
クスベニヒラタカスミカメ
(Cinnamomum camphora)
の吸汁被害が出ていました。
◇
そしてクスノキ君以外でも
◇
現在日本国内では下記の様な害虫被害が増えています
「マツ枯れ」 マツノザイセンチュウ
「ナラ枯れ」 カシノナガキクイムシ
「サクラ類の枯れ」 クビアカツヤカミキリ
「クスノキの早期落葉」クスベニヒラタカスメ
◇
との事。
また、
適用薬剤の問題や
天敵や益虫への影響
大木、巨木なものが多い為、
散布中のドリフト(飛散)など
薬剤散布が困難な場面も今後想定されます
、との事で
こういう身近な自然を守る方々、
朝のお散歩でこの時期特に見かける
散った花びらの清掃の方々にまで興味が広がり
子供の頃
住宅街なのにそこそこサイズの桜があった我が家では
交代で日々掃き掃除をしていて
枯葉よりもやわらかくくっつきやすい花びらは
とてもホウキではきづらく
放置していると近隣への迷惑になるばかりか
今なら良く知られている
大雨時の排水溝のツマリに直結するので
結構ケアが大変だった事などを思い出し
携わる方々に感謝したりするのでありました。
⑦お花観察期
別の公園で
クスノキ君の札付きの花付きに出会う
葉っぱには
いつもの子にはない
フリルというかギャザー的なものがある
キミは
クスノキ君だね
フリルの方の
⑧その後
あれから2年たった春
2023.4月末
この季節
他の場所で見る
看板付きのクスノキ君達は
羊の様にフワフワで
乾燥機にかけて破裂した枕の様に
軽くて丸いかたまりになり
綿菓子が沢山ある木のような
夢の様な状態になっておられます
私が最初にマークした
玉ねぎみたいな子達とは
明らかに別人です
そもそも
春に玉ねぎ色の新芽を出す子は
一定数おられる様で
いよいよ推理は困難を極めます
つづく。
ちょい引きのショット
うむうむそうかもしれんぞー❗️
ありゃりゃりゃっ⁉️って言いながら一緒に観察してる気分になりました。
続編楽しみにしてますよー🤗