おしりにまだカラがついてるんですけどひとまず初心者からは脱却したのかな、な へっぽこガーデナー·オリカナさんが、自分で使ってて「あ、ちょっとこれ便利だな」「本来の使い方じゃあないんだけど、こういう使い方もアリかも」と思ったものをまとめていきます。不定期更新予定。たまに見に来たら内容増えている、かもしれません。
※メーカーが想定していない用途外使用になりますので、真似される場合は自己責任でお願いします。
定番だけど外せない!
【育苗箱&不織布】
本まとめでは、ガーデニング好きの皆さまが園芸グッズ売場に行ったら当然手に取るであろう、メーカー想定どおりの商品については割愛していく方針なのですが、
(100均の土すくいとか園芸シートとか超便利ですよね!)
こちらの育苗箱は、用途どおり育苗に使っても勿論いいですし(そのまま土を入れて種をばらまいてもいいですし、小分け管理できるプラグトレイやセルポットを、端っこを切ったりしてぎゅうぎゅう詰めにしたりしたらスペースに無駄がなく育苗できます。このやり方だと鉢底ネットなどを使う必要もありません)、意外と!?しっかりしたつくりなので、ある程度の重さまでなら耐えます。お店で買ってきた苗とか、小さめの鉢花とかなら複数載せてもへっちゃらなのでお盆代わりに持ち運べます。水やりのときだけ側溝近くに運び出して、終わったら元の場所に戻すということにすれば、お庭も汚れにくくなると思います。
不織布シートについては、用途どおりの使用(防寒防虫など)に加えて、こちらの育苗箱に敷いたら、土の熱湯消毒のときに使えます。私は夜間電気代がお得なときにお湯をわかして微塵やゴミを除去した再生土(耐熱容器入り)にザバーっとかけて一晩放置、翌朝不織布をセットした育苗箱に流し込んで水切りしています。ちなみにそのまま乾かそうと思ったんですけど、そうは問屋が卸しませんでした。余分な水は排水するけど表面張力ぶんとかで少量は残ってしまうのか、園芸シートで干したときに比べると全然乾きませんでした悔しい。でもそれを抜きにしても、やはり不織布シートの汎用性は評価できると思います。
【園芸用ふるい】
こっちもド定番なんですけれど、意外と皆さま注目していらっしゃらないように思います。ええー何でー? うち3セットくらい持ってますよ(爆)。
もっと大きい、網目が交換できるタイプも持ってますけど、オリカナが持ってるホームセンターで買った標準的な園芸ふるいですと、一番細かい網目が意外と粗くて(日本語難しい……伝われ!笑)ふるったあとの廃棄微塵を見ると「ま、まだ使えるんじゃないの……? もったいない!」という感じだったので、最終ふるいをこちらでやっていたりします。(こちらの細目ふるいがキャッチする程度の大きさのものであれば、園芸に再利用しても何ら問題ありません。※オリカナ調べ)
あと、赤玉土をお使いのそこの貴方!
自家配合派の人はもとより、最近は培養土派の人も赤玉土を混ぜるのが流行りになっているかと思いますが(笑)、本当に水はけをよくしたいのでしたら、その赤玉土、入れる前にこの細目ふるいで微塵を落としたほうがいいですよ。こればっかりはもったいないとか言ってられない。やるとやらないとでは水はけが全然違います。ウソだと思うならやってみてください。
粗目のほうは何に使っているの? と訊かれれば、当家では、鉢底石代わりに使うときの赤玉土大粒の微塵落としがメインですかね。場合によっては、再生土含めいろんなもん混ぜまくった自家配合用土を植えつけに使う際、鉢底石を入れたあとの最下層はこちらの粗目でふるった大粒の用土を入れるようにしています。スリット穴だったり鉢底ネットで塞いだ穴だったりは、外からの虫の侵入は防げますけど、その細かい(細い)穴に小さい土が詰まったらどうにもならなくなりますからね。最下層はできるだけ水と空気を通しやすいゴロゴロ構成にしておいたほうがいいと思います(※オリカナ調べ)。
【ネコのトゲトゲ】
こちらも用途どおりでいいんですけど、まあ絶望的に美観が悪くなりますね、ゴニョゴニョ。いえまあそれはいいんですけど(当家では超音波撃退グッズと地獄スプレーの定期散布のおかげか、トゲトゲを使わなくても来なくなりました)、こちらは裏返しにして使うと、鉢の下敷きにとても便利です。なんと言っても水はけが抜群。鉢穴がひとつしかないタイプでありがちですが、すのことか下敷きものの板部分でその穴をピッタリ密閉してしまって鉢がバケツに早変わり~!😱 みたいな衝撃映像も、こちらでは起こり得ません。ハサミで簡単にカットできるので、好きな大きさにすることもできます。
難を言うなら、ちょっとバランスが悪いこと(鉢によってはぐらぐらします)、長期耐用には向かないこと、うっかり端っこを踏んだら簡単に壊れてしまうこと、でしょうか。なので、こちらは水やりのときだけと割りきって、水やりが終わって底部からの滴りが落ち着いてから、すのこなりオシャレな下敷きなりに載せるようにすれば、そちらの腐蝕をマシにできる、というふうにお考えになればよいと思います。
ちなみにうちでは、ブロック塀の上に鉢を置くときの下敷きに使っています。誰も踏まない場所でしたらある程度長期でも使えると思います。夏場のブロック塀の熱さを考えると、風とおしをよくしておくに越したことはないと思います。
液肥関連
【シリンジ】
園芸用スポイトがちょっと私には使いにくくて😅 なかを洗うのも難しそうでしたし。
こちらなら、まあまあ正確に量をはかれますし、洗いたければ洗えます。(まあ私は液肥や竹酢液それぞれで使い分けてていちいち洗ってないんですけど🤯←ダメじゃん)
たまに、色の濃さを目で覚えて次からは感覚で判断したらよい。と仰る方もいらっしゃいますが、ええ、まあそれで大丈夫な方はそれでいいと思います。でも私は、ドンブリ計量でやっていたときは育ちがイマイチだった印象なので、今も一回一回こちらで測っています。まあ、子供が面白がって手伝ってくれるのでいいかなと。でもコドモタチ、これがちゅーっと出てくる様子が面白いからって、家の外で大声で「ちゅーしたい! ちゅーしたい!!」とか叫ぶのはやめろください。
【化粧品つめかえボトル】
同じ売場にあると思いますが、化粧水つめかえボトルも地味に便利ですよ。だって液肥のボトル重たいじゃないですか!(爆)うっかり倒そうもんなら「かかかか金~~~~~!!!!」とか叫ぶことになりますし。
(これこそまさに液肥メーカー&ボトルメーカー想定外の用途ですのでお気をつけください。長期保存には向かないと思うので、すぐ使いきれる量のみ移すことをオススメします。直射日光に晒したり高温になる場所に放置せず、誤飲·誤用への対策もしっかりおこなってください。)
【ミニ泡立て器】
なくてもいいけどあったらちょっと便利。の、当まとめを象徴するような存在です。大きなジョウロに大量に液肥を作るときなどに、サッと混ぜています。均一にしたほうがいいに決まってると思いますのでね。3秒でできる植物への思いやり。(何ソレ)
地獄スプレー関連
【ビン】
※詳しくは地獄スプレーのみどりのまとめ参照です
まあ、密閉できれば何でもいいんですけれどね。形もサイズもいろいろあるので、使いやすいものでいいと思います。
【ステンレス茶こし】
※詳しくは地獄スプレーのみどりのまとめ参照です。
前項のビン(ハンドルキーパー900)を使うのでしたら、こちらの茶こしがピッタリです。と言っても、撮影で改めて見てみたら、あのハンドルキーパー900、私が購入したときとは違うラベルになってましたね……。ラベルデザインが変わっただけで他は同じ、っぽく見えたので大丈夫かと思いますが、心配なら店員さんに声をかけてピッタリはまるか試してみてください。
【ツナ缶スプーン】
小瓶に移しかえるのが面倒でしたら、このツナ缶スプーンで中身をぎゅっと押さえて上澄みをシリンジなりスポイトなりで吸えばいいですよ。以前はそうしてました。まあ、終盤になるとかさが減って使いにくくなるのと、押さえきれなかったゴミが浮いてきて困るので、茶こし作戦のほうを推奨はしますけど。
【スポイト】
そ こ に あ っ た の か
と、DQ7の魔王のようなことを呟いて(誰に伝わるんだこのネタ)膝から崩れ落ちたのがこちらです。化粧品コーナーにもトラベルコーナーにも医療用コーナーにも無いから100均では取り扱いがないのかなと思ったら、書道コーナーに案内されました。書道コーナー……だと……盲点ッッ!!
というわけで、買ったんですけどまだ使ってはいません🤯
3ccまでしか計量できないですし、失礼ながらその正確性にもちょっと疑問が浮かんだので、これは滴下目的専用に使おうと思っています。挿し芽とかでごく少量の活力剤を入れたいときや、展着剤を一滴二滴入れたいときにこれが使えそうです。
挿し芽関連
【フタ付きプラコップ】
挿し芽と聞いてこれを見て用途がピンとくる方は、よほどの ともHOMEさんのファンとお見受けします(笑)。
ここでくどく書くとスペースいくらあっても足りなくなるので割愛しますが、いつかオリカナ流挿し芽術のまとめも作りたいですね。
ドーム型も使いやすいです。
今はこういうのも100均で買えるんですね。いい時代になったもんだ。
こんな意外な!? 使い道も
【シンク水切りマット】
これもかなり便利です。ネコのトゲトゲ上位互換。
何の用途に使うかはネコのトゲトゲの項目参照ですが、こちらは圧倒的にぐらぐらしにくいですし、踏んでも壊れません。風とおしはイマイチですし、薄いぶん地面の温度もそのまま伝えそうなので、真夏と真冬はこれに置きっぱなしの管理はいささかリスキーでしょうけれど。
あと、摩擦を軽減してくれるので、鉢をクルクル回しやすくなります。まんべんなく水やりしたいときや寄せ植えを作るときなどに便利ですよ。
【洗濯ネット】
再生土やぼかし肥料の乾燥に使うと、虫がつかないのでいいですよ。細かい微塵は落ちてしまうので園芸シートとの併用必須ですが。
あと、いっぱちだけの管理でしたら、鉢ごと大型の洗濯ネットに入れてしまうという荒業も使えます。紫蘇とか虫がつきやすいけど変な薬を使うのは嫌だとお考えの方にはいいと思います。いずれも、レース状の網目の細かいものをご利用ください。
【観賞魚用すくいネット】
地獄スプレー防除を確立する前は、これでオンブバッタを追いかけ回していました。大きさが手頃だったので。
【でかいかご】
……だんだんヤケクソになってないか、どうしたオリカナさんよ。
いえ、これはほぼオマケですよ。通常投稿(2021/02/15)のほう参照ですけど、これ見たら絶対、室内の小物入れとかインテリアとかそんなオシャレなことより何より「土がたっぷり入るな! 何植えよう!?」になりますよね🤣🤣🤣
通常投稿のほうでコメント頂きましたけど、観葉植物の鉢カバーにもいいと思います。私にはその発想はなかった……🧟
【カトラリーケース】
オマケその2。
私は多肉持ちではないんですけど、こういうのがあるみたいです。タニラーの皆さま、いかがでしょうか?
殻つきのひよこより、質問してもいいですか??
ふるいで水はけかわるとのことですが
振るった後の残土ってどうしてますか??
大きいカゴは鉢カバーとして使用するのかと思ってたのですが、
鉢として使うのですね!∑(゚Д゚)
直接土を投入すると言うことですよね??
その時は不織布などでカゴの中を覆って土を入れますか?強度とか大丈夫ですか?
質問ばかりですみません。
気になったので、もしよければ教えていただけるとありがたいです(゚∀゚)