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多くの植物は自分で種を蒔いて育てることが多いですが、こぼれ種で自然に増える植物もあります。自分で管理しなくても勝手に育ってくれたら、とても嬉しいですね。こぼれ種で増やしやすい植物があるので、興味のある方はぜひ覚えておくと園芸が更に楽しくなりそうです。
今回はこぼれ種で毎年咲く花について詳しくご紹介していきます。
こぼれ種とは人間が蒔いた種ではなく、自然に植物からこぼれ落ちた種のことをいいます。こぼれ種によって自然に育つ理由は、その環境が植物に適合しているためです。環境が変わらなければ、放っておいてもこぼれ種によって自然に発芽して育ちます。
植物にはそれぞれ特徴があるため、こぼれ種と雑草を明確に見分けることは難しいです。雑草かこぼれ種か分からないようであれば、その植物の花が咲くまで待ってみると良いかもしれません。
日本に自生している山野草で、中心部分に花びらがあり外側に大きなガクがついているのが特徴です。開花時期は4月~7月頃で、ピンク色や青色、そしてオレンジ色など花色も実に豊富です。種まきに最適な時期は、4月〜6月または9〜10月頃です。
中国や日本などアジアが原産の植物で、シソ科タツナミソウ属に分類されます。4月~5月頃にかけて白色や紫色などの花を咲かせます。コバノタツナミの葉には白くて短い毛が密生し、まるでビロードのように見えることから別名「ビロードタツナミ」とも呼ばれています。種まきの時期は、2月~3月頃です。
スミレ科スミレ属に分類されるビオラは、ヨーロッパ原産の植物です。開花時期は10月~5月で、長い期間花の観賞が楽しめます。次々に花を咲かせるため、積極的に花がら摘みをしていきましょう。ビオラはパンジーよりも小さく、紫色や黄色、そして複色などさまざまな花色があります。種まきは、8月下旬~9月中旬を目安に行いましょう。
キク科コツラ属に分類され、別名「カゲロウソウ」や「花ほたる」などと呼ばれています。南アフリカが原産で、3月~5月頃にかけて色鮮やかな黄色い花を咲かせます。種まきの時期は、9月下旬~10月中旬頃です。
オルレアの原産はヨーロッパで、セリ科に分類されます。開花時期は3月~7月頃で、白色の可憐な花を咲かせます。さまざまな植物との相性が良く、花壇などでは寄せ植えとしても楽しめます。種まきに最適な時期は、9月~10月頃です。
スミレ科スミレ属に分類される多年草植物で、12月~3月頃にかけて直径2cm程度の花を咲かせます。ピンク色や白色、そして黄色など花色が豊富で、甘い香りを漂わせます。ヨーロッパ~西アジアが原産で、古代よりギリシャなどで栽培されていました。種まきは、花が咲き終わった4月~5月頃に行いましょう。
ヒメツルソバはヒマラヤ地方が原産の多年草植物で、ピンク色や白色など丸くて可愛らしい花を咲かせます。4月~11月頃にかけて長い期間花が観賞することが出来、草丈は5~10cm程度です。種まきに最適な時期は、4月~5月頃です。
キク科ヘレニウム属に分類され、5月~11月下旬頃に黄色い花を咲かせます。耐暑性に優れていて、次から次へと花を咲かせます。草丈は25~35cm程度で、明るい半日陰の環境でも十分育ちます。種まきの時期は、3月下旬~4月下旬頃です。
4月~7月頃にかけてピンク色の小花を咲かせ、草丈は40~50cm程度の多年草植物です。品種によっては、白い花色や八重咲きなどもあります。ヨーロッパやシベリアなどが原産で、耐寒性や耐暑性に優れています。種まきは、秋の時期に行うと良いでしょう。
リナリアの原産地はヨーロッパで、3月~6月頃に黄色やピンク色などの花を咲かせます。花姿が小さな金魚草のようであることから、和名では「姫金魚草(ヒメキンギョソウ)」と呼ばれています。種まきの時期は、9月~10月頃です。
こぼれ種で育つ植物は自分で種まきしなくても自然に育って収穫するだけなので、管理する点ではとても楽です。ただし、こぼれ種はどこで育つか分からず毎年発芽するとは言い切れないため、この点は気をつける必要はあります。
植物はご自分で種まきしたり苗から育てることが多いですが、こぼれ種で自然に育ってくれるととても楽ですよね。
こぼれ種で育つ植物は今回ご紹介した以外にも沢山あるので、興味があるこぼれ種で育つ植物を見つけてご自宅のお庭などで楽しんでみてはいかがでしょうか。

Lily