ジュズダマ(数珠玉)とは?
ジュズダマは東南アジアを原産とする、イネ科ジュズダマ属の多年草です。日本各地の水辺をはじめとする湿地に自生し、大きいもので1.5m以上にもなる大型植物として知られています。
『ジュズダマ』という名は、光沢のある実を糸でつないで作ったアクセサリーが法具の数珠そっくりだったことに由来しているようです。かつては子どもたちがジュズダマの実を使って数珠玉工作を楽しむ光景が広がっていました。
ジュズダマ(数珠玉)の花や葉の特徴
ジュズダマは夏の8〜9月にかけて、茎先からやや複雑な構造をもつ花を咲かせる植物です。葉の基部がさやのように茎を包み込む葉鞘(ようしょう)に守られるようにして壺状の花が咲きます。花後には光沢のある実ができる部分です。
ジュズダマの葉はトウモロコシの葉のような、先端がシュッとしている細長い形状をしています。
ジュズダマ(数珠玉)とハトムギの違いとは?
ジュズダマは見た目がハトムギそっくりなことで知られる植物です。双方には以下のような違いが存在します。
- 分類:ジュズダマ(多年草)、ハトムギ(1年草)
- 果実の形:ジュズダマ(丸い) 、ハトムギ(細長い)
- 種皮の硬さ:ジュズダマ > ハトムギ
ジュズダマ(数珠玉)の食べ方とは?生薬としても活躍!
ジュズダマは薬効の高いハトムギの代用として、東南アジアの人々を癒やしてきた歴史がある植物です。
ジュズダマの根や茎葉を煎じた「川殻(センコク)」は神経痛や肩こりに効果が期待できます。またジュズダマの果実を砕いたものを煮てお茶にするなど、定評のある健康食品です。
ジュズダマ(数珠玉)の簡単な育て方
- 栽培環境:日当たりと風通しのよい場所で栽培する
- 水やり:表土が乾いたら鉢底から水があふれるくらいたっぷりと水やりする
- 用土:市販の草花用培養土を使用する
- 肥料:元肥として緩効性化成肥料を混ぜる
- 植え付け:4〜5月に行う
- 収穫:9〜10月に収穫する
ジュズダマ(数珠玉)の花言葉
ジュズダマの花言葉は『成し遂げられる思い』『祈り』です。
仏教の法具に用いられる数珠に似ていることに由来した花言葉となっています。
ジュズダマ(数珠玉)は古き良き遊びの賜物
ジュズダマは人々の生活に近い存在として知られていました。かつて一般的だった子どもたちが数珠玉で遊ぶ姿はあまり見られませんが、大人になった今、アクセサリーとして作ってみるのも面白いですよ。
この記事を書いた人
GreenSnap編集部
植物好きが集まるスマホアプリ
GreenSnap(グリーンスナップ)は、お部屋や庭で育てている植物、外出先で見つけた気になるお花などの写真を撮影して、気軽に共有したり植物アルバムを作ることができるサービスです。