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オオキンケイギクは道端や河川敷等でよく見かけられる私たちに身近な植物です。可憐な花をもつため育ててみたいところですが、とある理由から日本において栽培禁止とされています。植物、似た花の見分け方や毒性の有無、花言葉についてご紹介します。
今回は見た目以上に危険な植物であるオオキンケイギクについて、似た花の見分け方や毒性の有無、花言葉までご紹介します。
オオキンケイギクは北米を原産とする、キク科ハルシャギク属の多年草です。
草丈30〜70cmで明るい色合いの花びらをもつことから、19世紀末期に観賞用兼緑化用の植物として日本に持ち込まれました。
最大の特徴は並外れた繁殖力で、一度定着すると辺り一帯の在来植物を駆逐して景観を一変させてしまう恐れがあります。
近年では在来種など既存の生態系を壊しかねないと問題視され、環境省から特定外来生物に指定されている植物です。
現在オオキンケイギクは「外来生物法」に基づき栽培、運搬を禁止されているため、売買はもちろん野生化している個体を持ち帰ってもいけません。
オオキンケイギクは5〜7月にかけて鮮やかな黄色い頭状花を咲かせる植物です。花径は5〜8cmと比較的大きいため離れたところから見ても目立ちます。
オオキンケイギクの葉は細長いへらのような形状をしており、のこぎりのようにギザギザした鋸歯はありません。
オオキンケイギクの花はキバナコスモスと似た特徴をもつものの、以下の点で見分けられます。
オオキンケイギクには人体を害する毒性は含まれていません。そのため駆除の際に摘み取った花や葉を食べられる野草となっています。
2〜3分ほど茹でた葉や花からは、春菊のようなキク科特有の風味が味わえます。
オオキンケイギクが庭に自生してしまった場合は駆除しなければならないものの、前述した「外来生物法」により、生きたままのオオキンケイギクを移動させてはなりません。
根からオオキンケイギクを引き抜いたあと2〜3日天日干しにして枯死させる必要があります。しっかりと枯死させたあと、各自治体の指定する分別に従って処分しましょう。
オオキンケイギクの花言葉は『きらびやか』『いつも明るく』です。
かつては野原にゆうゆうと咲き誇るも、いまでは幻になりつつある光景を連想させる花言葉となっています。
オオキンケイギクはかわいらしい見た目とは裏腹に、環境を脅かす凶悪な一面も持ち合わせている植物です。キバナコスモスと見間違えて持ち帰ると法律違反となりかねないため、万が一見かけても触らないようにしましょう。

GreenSnap編集部