warning
error
success
information

空き地などで見かけることがあるムラサキサギゴケは、見た目がやや変わった特徴を持っている植物です。このぺーじではムラサキサギゴケについて解説しています。ムラサキサギゴケの名前の由来や、花の特徴、似た植物との見分け方を記載していますので、ぜひご参照ください。
ムラサキサギゴケはハエドクソウ科サギゴケ属の植物で、日本、朝鮮半島、中国を原産とする植物です。漢字で書くと「紫鷺苔」となります。ムラサキサギゴケの花の形が水鳥のサギ(鷺)に似ていることから、このような名前になったそうです。おそらく鷺の頭部分に似ているからでしょう。
ムラサキサギゴケは、とくに珍しい植物ではなく、とても身近な植物です。日本では本州、四国、九州のあぜ道など湿った場所に自生するため容易に観察可能です。ムラサキサギゴケには匍匐性があるのが特徴で横によく広がります。
ムラサキサギゴケの花期は3月から5月で、花は名前からわかるように紫色の花弁を持ちます。花の中央は、白くなっていて黄色と紫色の斑が入り、この部分には毛が生えているのが特徴です。斑の入り方には個体差があります。
ムラサキサギゴケの花には、4本のおしべと1本のめしべがあります。柱頭は2つに分かれていて、触ると閉じるようになっています。こちらを柱頭運動と呼びます。ムラサキサギゴケの花は小さく1.5センチほどです。
ムラサキサギゴケは、日本の平地、低山に自生し、とくに田んぼの中編や河川敷など湿り気がややあり、肥沃な土を好んで自生します。明るい草地に生えています。
ムラサキサギゴケに似た植物として、シロバナサギゴケ、トキワソウ、トキワハゼが挙げられます。
シロバナサギゴケは、ムラサキサギゴケが白くなったもので、花弁の色で区別可能です。紫色がムラサキサギゴケと覚えましょう。
トキワソウはムラサキサギゴケとよく似ています。ムラサキサギゴケよりもトキワソウのほうが花が小さく、紫がかっておらず、白い特徴があります。
ムラサキサギゴケは匍匐性があり横に広がりますが、対してトキワハゼは直立します。このような違いがありますが、実際にムラサキサギゴケで直立するものもあり、トキワハゼでも匍匐するものもあるため、はっきり分けることは困難です。
ムラサキサギゴケは、花期が3月から5月。トキワハゼはほぼ通年咲かせることがありますので、3月から5月以外に咲く花を見つけたら、トキワハゼと判断するとよいでしょう。花は1センチほどでムラサキサギゴケと比べやや小さい傾向にあります。
ムラサキサギゴケの花言葉は「忍耐強い」、「想いを募らせないで」です。
地を這うようにして広がる様子が、たえているように見えたのかもしれませんね。
ムラサキサギゴケは湿った場所を好み、日本のあらゆる場所で確認されています。小ぶりですが、色合いは独特で花の中央の黄色い斑が個性的です。シャガのような雰囲気を持ち、とても素敵ですので、ぜひ観察してみましょう。

GreenSnap編集部