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山菜取りなどをして野山に入るとときどきチクっとさせることがあるサルトリイバラはどんな植物なのでしょうか。
このページでは、サルトリイバラについて解説しています。葉の特徴や実、根茎について記載していますので、参照してみてください。
サルトリイバラはサルトリイバラ科シオデ属の植物です。イバラという名前から想像つくように、茎にはトゲがあります。
サルトリイバラという名前はサルでも引っかかるとうまく身動きができないことから、「猿捕り茨」という名前になっています。枝はよく伸び、つる性があるのが特徴です。トゲと巻ひげを使って周囲の樹木に絡まり、ときにのぼっていくこともある植物です。
高さは2メートルから3メートルほどになります。
サルトリイバラの花は4月から6月に開花します。しかし、花はあまり目立ちません。サルトリイバラの花の色は黄緑色で、葉のような色をしているので、咲いていても目につきにくいです。花弁は6枚で反り返っています。散形花序に咲かせます。
サルトリイバラの葉は3センチから12センチほどで、玉ねぎのように先端がとがった形をしています。葉には光沢があり、靴串区、葉脈もよく見えます。葉の表面は中央がへこんでいるのが特徴的です。
葉脈は並行に美しくは知っていて、葉の大きさによりますが、だいたい3本から5本です。葉の途中で葉脈が交わることはありません。このような葉脈を平行脈と呼びます。
サルトリイバラは雌雄異株で、雌花が受粉した場合に実ができます。サルトリイバラの実は10月から11月ごろに採取が可能です。実は小さく5ミリくらいの丸い形をしています。11月になると熟して赤くなり、食べることができます。
赤く色づいたサルトリイバラの実は生で食べることもできますし、果実酒やジャムにも向いています。サルトリイバラの実が赤くなる頃には、葉が落ちているため、真っ赤な実だけが残り、よく目立ちます。
この実は色あせにくいため、フラワーアレンジメントに使われることも多くあります。リースにする方もいます。秋に実るので、ちょうどクリスマスリースにもぴったりです。
サルトリイバラには太い根茎(こんけい)があり、薬用として知られています。そのまま利用するのではなく、乾燥させたものを使います。薬効としては、解毒作用、利尿作用があるとされ、皮膚病にもよいと言われています。
漢方でもサルトリイバラの根茎は使用されることがあり、膀胱炎に効果的とされているようです。民間療法レベルでは、サルトリイバラの根茎はニキビなどできものにも使われることがあるほどです。
サルトリイバラの花言葉は、「元気」、「不屈の精神」、「屈強」です。
サルトリイバラは、枝を良く伸ばすことから「元気」となったのでしょう。根茎には薬効があることから「不屈の精神」、トゲがあることから「屈強」となったと考えられます。
サルトリイバラは変わった名前ですが、植物としての特徴からこのような名前となりました。イバラでトゲがあると怖い印象がありますが、葉は丸くてかわいらしいです。
赤い果実は食用に利用することができ、根茎も利用価値がありますので、ぜひ育てて楽しんでみませんか。

GreenSnap編集部