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胡蝶蘭はラン科の植物で「洋ラン」として知られています。開店祝いなどで贈られているのをよく見かけますよね。白い花のイメージが強いですが、ピンクや黄色などさまざまな色があります。一般的には、贈答用として1〜5万円ほどで売られていて、高級な花としても有名です。しかし、一口に胡蝶蘭といっても、実は種類がさまざまあり、珍しい品種も存在します。このページでは、そんな胡蝶蘭の種類について詳しく解説しています。
珍しい胡蝶蘭も画像とともに紹介していますので、胡蝶蘭をお探しの方はぜひ参考にしてみてください。
胡蝶蘭は70種類以上の原種が確認されています。胡蝶蘭はとても美しいため、開発、改良が進んでいて、登録されている交配種の数は3万以上あります。
胡蝶蘭の代表的な種類をいくつか紹介していきます。
アマビリスはお祝いごとでよく目にする小型の胡蝶蘭で、フィリピンが原産です。大きすぎないので、お店にも飾りやすい種類です。丈夫で育てやすい特徴もあり、長く育てたい方に向いています。
色合いが特徴的なマレージア、スマトラ、ボルネオ原産の原種です。色味は独特で、紫のビビットな色が特徴的です。色のVioletが種名の語源です。現在ではボルネオ原産の物をベリーナ、それ以外をビオラセアと呼んでいます。
ベリーナの方が香りが強く、香る胡蝶蘭の代表品種としてもよく知られています。
毎年東京ドームで開催される世界らん展で賞を受賞した胡蝶蘭です。純白でとても美しいですがピンクのグラデーションが入ります。
ミディ胡蝶蘭・ミニ胡蝶蘭は、品種ではありません。胡蝶蘭の大きさで分類したときに、大型、中型(ミディ)、小型(ミニ)などと分けることができますが、ミディ胡蝶蘭・ミニ胡蝶蘭は比較的低温でも栽培可能で育てやすい種類として人気があります。
ミディ胡蝶蘭は中型の胡蝶蘭で、スペースを取らないコンパクトさと、小さくなりすぎない適度な大きさで贈り物として選ばれています。ミニ胡蝶蘭はコンパクトな大きさで、花付きの良さから栽培品としても人気があります。
黄色い胡蝶蘭でサイズとしては、中型です。基本は黄色ですが、中心から白、ピンクとグラデーションが広がり、黄色になる美しい品種です。白やピンクが多い胡蝶蘭のなかでは黄色の胡蝶蘭は珍しいです。
胡蝶蘭にはさまざまな種類があります。ピンクや白だけでなく、グラデーションが楽しめるもの、黄色や赤の胡蝶蘭、香りが楽しめるものなどもあるので、ぜひお店で探してみませんか。お祝いのイメージですが、小型の胡蝶蘭であれば気軽にリビングでも育てることができますのでおすすめですよ。
河村賢治
GreenSnap編集部